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チャンスはピンチだ。

響くアートの愛好家

やまと尼寺 精進日記 霜月 収穫の秋は大忙し

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奈良県桜井市、山道を40分上らないとたどり着けない寺に、尼僧ら3人が暮らしている。自慢は、豊かな季節の恵みを知恵と工夫で味わう極上の精進料理。キノコ里芋と豊作の今年、日々の日課はぎんなん拾い。寺を見守るように日々色づいてゆくイチョウの大木からの恵みだ。一粒も残さず拾っては、炊き込みごはん、煮物、白あえと、多種多様な料理がにぎやかに作られる。ちょっと不思議で笑顔あふれる尼寺の暮らしを、美しい映像で!

やまと尼寺 精進日記 霜月 収穫の秋は大忙し

放送日

2016年12月11日(日)

場所

音羽山 観音寺

http://www.ac.auone-net.jp/~otowa/

www.nantokanko.jp

日曜美術館「謎のヌード クラーナハの誘惑」

日曜美術館

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日曜美術館「謎のヌード クラーナハの誘惑」

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16世紀、謎めいたヌードを描き続けたルカス・クラーナハ(1472~1553)。500年たった今も、見る者たちを“誘惑する”その絵の魅力をひもといていく。

放送日

2016年12月11日

番組内容

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闇の中、白い肌を輝かせるヴィーナス。描いたのはルカス・クラーナハ(1472~1553)。宗教改革の嵐が吹き荒れるドイツで数々のヌードを描き、大人気を誇った。イタリア・ルネサンスとは大きくかけ離れ、独自のデフォルメを施したクラーナハのヌード。画家・塩谷亮がそのデフォルメを徹底分析。MCの井浦新伊東敏恵はゲストのドイツ文学者で作家の中野京子クラーナハの世界を堪能していく。

【ゲスト】翻訳家 早稲田大学講師 ドイツ文学者…中野京子,【出演】写真家…森村泰昌,【出演】国立西洋美術館 研究員…新藤淳,塩谷亮*1,【司会】井浦新,伊東敏恵

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取材先など

500年後の誘惑:日本初、クラナーハの大回顧展

members2.jcom.home.ne.jp

 

 

放送記録

av98ingram.wpblog.jp

 

展覧会

 

www.nmwa.go.jp

 

書籍

ルカス・クラーナハ 流行服を纏った聖女たちの誘惑

ルカス・クラーナハ 流行服を纏った聖女たちの誘惑

 
ドイツ・ルネサンスの挑戦 デューラーとクラーナハ (ToBi selection)

ドイツ・ルネサンスの挑戦 デューラーとクラーナハ (ToBi selection)

 
芸術新潮 2016年 11 月号

芸術新潮 2016年 11 月号

 
クラーナハ画集 500年後の誘惑: (世界の名画シリーズ)

クラーナハ画集 500年後の誘惑: (世界の名画シリーズ)

 
美術の窓 2016年 02 月号 [雑誌]

美術の窓 2016年 02 月号 [雑誌]

 
ルターとクラーナハへの旅

ルターとクラーナハへの旅

 

 

*1:1975年 東京都生まれ。武蔵野美術大学造形学部油絵学科卒業。文化庁新進芸術家海外研修員(~2009 イタリア)二紀会会員 日本美術家連盟会員 文化庁在研会会員

クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い

アニメーション

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才能が一つ多い方が、才能が一つ少ないよりも危険である――ニーチェ

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「他人を自覚的に意識的に踏み台に出来る人間ってのは、なかなかどうして怖いものがあるよな」

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「そうだろうか。ぼくには、無自覚で無意識で他人を踏みつけていく人間の方が、善意で正義で他人を踏み砕いていく人間の方が、ずっと怖いように思えるけれど」

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「へえー。さてはお前。いい奴だな」
「たぶんこれは考え方の違いではなくて、生き方そのものの違いだろう」

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「他人を踏みつける必要もなく存在している人間と、踏み台としてすら存在していない人間との絶対的で絶大的な差。結局そういうことだろうと思う。たとえばスタイルを持たない画家。たとえばたどり着ききった学者。たとえば味を占めた料理人。たとえば超越しききった占い師。あの島にいた彼女たちはあまりにも違いすぎた」

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「つまりだな、これはその天才ってのは何であり、そして何でないって問題なんだよ。人の生き方って要するに二種類しかない。自分の価値の低さを認識しながら生きていくか、世界の価値の低さを認識しながら生きていくのか、その二種類だ。自分の価値を世界に吸収されるか。世界の価値をそぎ取って、自分のものへと変えるのか」

 

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「自分の価値と、世界の価値とどちらを優先させるべきなのか。世の中がつまらないのと自身がつまらないのと果たしてどちらの方がましなのか」
「どこからが天才で、どこからが天才でないのか。で、お前はどうなんだ。」

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「それは」
「お前には世界はどう見える?」

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「すでにあの島を経験している僕には。あの青色の隣にいるボクには、そして今、この人を目前にしているボクには。それは本当に答えを考えるまでもない、たわいもない戯れ言だった。だからボクは何も言わなかった。代わりに目をそらして別のことを考える。果たしてこの人の瞳には、世界はどう映っているのだろうか。はたしてあいつの眼にこのボクはいったいどういう風に見えているのだろうかと・・・」

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クビキリサイクル 青色サヴァン戯言遣い
原作:西尾維新
講談社ノベルス講談社文庫
キャラクター原案:竹
総監督:新房昭之
監督:八瀬祐樹
シリーズ構成:東冨耶子・新房昭之
脚本:木澤行人
キャラクターデザイン・総作画監督渡辺明夫
総作画監督鈴木博文
イメージボード:okama
美術設定:大原盛仁
美術監督:内藤健
色彩設計:日比野 仁/渡辺康子
撮影監督:江上 怜
編集:松原理恵
音響監督:鶴岡陽太
音楽:梶浦由記
アニメーション制作:シャフト

 

 
 

日曜美術館40周年特集 "ゆく美 くる美”2016

日曜美術館

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大行列ができた「若冲展」をはじめ「ルノワール展」、「ダリ展」と2016年は大物の展覧会が目白押し。さらに「あいちトリエンナーレ」や「茨城県北芸術祭」など、現代美術の祭典が各地で続々開催。展覧会をめぐる動きは活気づいています。それはなぜでしょうか。

日曜美術館」が「アートシーン」も含めて年間にとりあげる展覧会は250前後。その取材情報とネットワークを生かし、いち早く展覧会の入場者数・年間ベスト10やアートの話題を発表。そこから”美をめぐるニッポン”を浮き彫りにします。2016年、どんな美が人々の心を引きつけたのか。そこからどんな日本画見えるのか。2017年はどんな美が待っているのか。

スタジオに、入場者数上位の展覧会のキュレーターを招き、若手デザイナーやクリエーターも参加。「展覧会を映す世相」とは、「若い人たちも魅力を感じる展覧会」とは、アートの浦も面もひっくるめて熱く語り合います。20160925113146

 

放送

2016年12月31日(土)深夜0:15~1:15

展覧会

 

若冲展 東京都美術館

「生誕300年記念 若冲展」は31日間の会期中の入場者数は約44万6千人を記録。1日あたりの入場者数は最も多い日で2万人を超えた。平均入場者数も同約1万4千人で、同館の展覧会としてはいずれも過去最高だった。(日本経済新聞社

オルセー美術館オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展 国立新美術館

オルセー美術館オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展2016年4月27日(水)– 8月22日(月)会期中の入場者数は約67.9万人。(日本経済新聞社

 

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ダリ展 国立新美術館 

開幕から63日目となる11月25日(金)、「ダリ展」が30万人目のお客様をお迎えしました。

「ダリ展」入場者数30万人突破のお知らせ|国立新美術館 THE NATIONAL ART CENTER, TOKYO

 

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あいちトリエンナーレ

2016年8月11日(木・祝)~10月23日(日)74日間にわたる会期中、601,635 人(速報値)の方に御来場いただきました。

http://aichitriennale.jp/press/item/20161024_pressrelease_closing.pdf

 

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遠近法を身につけなさい

アートの言葉

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遠近法は、手順通りに勧めればできるようになる数少ない技法です。これは空間を処理するのに欠かせないスキルなので、必ず身につけておきたいものです。

最も基本となるのは一点透視法と二点透視法です。

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ここで言う「点」とは全ての平行線が一点に集まる「消失点」のことを指します。一点透視法は、消失点が目の前にあるもの、例えば列車の線路を見下ろす時などに使います。

二点透視法は、空間の中で対象物の二面あるいはそれ以上の面があなたに向かっている時に用います。

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谷川晃一「絵は歌うように生まれてくる」

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ゴーギャンタヒチを描いたように、シャガールがロシアの寒村ヴィテヴスクの物語を描いたように。あるいは生涯カタロニアの詩を描き続けたミロのように。私は伊豆高原を私の作品のふるさとにしようと決めたのである」

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「雑木林がすごく気に入っている。そこに行けば目に見えない精霊という言い方をしているんだけど。精霊のような気配を感じて、それを描きたいと思っている」

「この海辺の森の町でわたしは野鳥や昆虫、小動物、草や土、雨や巨木の精霊が語る「森の物語」に耳を傾けながら制作してきた。晴れた日は無論のこと雨の日も風の日も。森の町の片隅のアトリエで絵は歌のように生まれてくる」

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天城の山々に抱かれ、遠くに伊豆大島を望む静岡県伊東市伊豆高原。別荘地としても知られています。海あり、山ありの変化に富んだ自然。別荘地の近くにも小さな漁港や田んぼがあり、谷川さんの散歩コースになっています。

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木々に囲まれて立つ谷川さんの住まい兼アトリエ。
小さなスケッチ帳上で手が滑るように動いています。何かを見て写生しているわけではないのに手が自在に動き線がどんどん生まれてきます。これが谷川さんのデッサンです。

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「本画を描くためのヒントみたいなもの。自分の中から出てくる植物のイメージを描いているわけです。一枚の本画を描くために10枚も20枚もこんなことをします」
「写生すると目に見えているものにこだわってしまうのです。この土地が気に入っているのは雑木林に行くと目に見えない精霊のような気配を感じて、それを描きたいと思っているのです。植物が茂れば茂るほど精霊のような力が働いているのだろうと。それが絵を描いている内に自分の中に、植物を茂らせる力みたいなものが宿ればいいなと思っています」


目には見えないけれど感じられる何か。それが作品の上にどのように見えてくるのでしょうか。

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谷川さんのパートナー。雌猫のなおちゃん。宮迫千鶴さんが亡くなって以来8年間一人暮らしが続いています。


1938年生まれの谷川さんは東京、横浜で二度の空襲を経験し、仲間の子どもたちがバタバタと死んでゆくのを目にしました。終戦の年7歳だった谷川少年にとって、焼け跡と進駐軍はその後の人生の原点となります。それを宿命のように身についていたゼロ地点的感性と名付けました。

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中学2年生の時すでに画家になることを決意していました。

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「私は少年の頃から、絵は教わるものでも、教えるものでもなく、一人自分の鉱脈を掘り当てて進んでいくものだと思ってきた。そしてどのような境遇にあっても自分の納得する絵を描き続けていくことを心に決めていた」

 
1960年代は激動の時代でした。安保反対のデモ。政治は混迷を極めます。芸術の世界も又激しく揺れ動いていました。1963年。戦後の前衛美術の中心「読売アンデパンダン展」に出品し、がかとしての第一歩を歩み出します。

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出品作「鏡の像A」レントゲンで見た人体。出来損ないの人体をイメージして描いたと言います。当時赤瀬川源平さんたち杯レッドセンターの過激な芸術運動にも参加。谷川さんは前衛を志向していました。1970年代に入りその作風は大きく変わります。

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代表作「立川ベースキャンプ」アメリカの様々なオブジェが記号化されています。中央にはミッキーマウス。アメリカナイズされた日本の文化を谷川さんは「R-POP」と名付け、戦後日本美術の断面を記録したのです。


「戦後にこだわったのです。敗戦後です。横浜で空襲に遭い焼け跡を体験しています。その後日本はアメリカ化します。アメリカのポップカルチャーが70年代に入ってくると、私たちは何の疑いもなく受け入れました。そのことを自分の感性で残しておかなければならないと思いました」

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谷川さんの作業は次の段階に入ります。
キャンバスを使わず、紙パネルに描くのが谷川さんの流儀です。前回の制作で即興的に描かれたデッサンをもとにこの紙パネルに慕えを描いて行いきます。

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自由な線を描く谷川さんですが時折定規や丸いお皿なども使います。
「線が単調になってくるので直線を混ぜるのです。ジャングル野中に直線を入れた方が錯綜する感じがいいと思っています。コンパスは紙に穴が開くので使わないけど、丸いもの・・お皿をあてて描くこともあります」

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画面いっぱいに描かれた不思議な形。どんな色が現れるのでしょうか。

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画家・谷川さんは文筆家の顔も持っています。執筆を通じて戦後日本美術のあり方を鋭い切り口で論じてきました。著作には同時代を生きたアーチストたちの肖像がいきいきと描写されています。

「何かを言われて動揺していると思われる。僕は外部の批評に惑わされないというのか、そうするために、自分でも言葉を持って、何か言われてもそれが検証できるだけの、自分の中での自問自答みたいなものをね、はっきりできるようにしようと。それにはどんどん書くことだと思ったのです」

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谷川晃一さんと宮迫千鶴さんとの出会いは1970年谷川さんがタウン誌の編集長時代のことです。


「編集者が足りないので募集したら現れたのが宮迫だった。仕事をともにするうちに、実に波長があう、面白い相手だと言うことに気がついた」

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その後1988年東京からここ伊豆高原に移り住みました。二人の新しいアート誕生の時代。作品は大きく変わります。とりわけ、宮迫さんの作品はどんどん明るくなり、輝きを増して行きました。


人生のパートナーとして支え合い、仕事の同士として互いに影響し合いながら、幸せな日々が過ぎていきました。

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宮迫さんの絵からは、自ら畑を耕し、野菜や草花を育ててきた宮迫さんの喜びの声が聞こえてきます。植物の命へのオマージュを感じさせる強いグリーン。

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ピンクに染められた画面。花の大好きだった宮迫さんの無垢な感性が伝わってきます。

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宮迫さんは今、大好きだった海が見える墓地で眠っています。ローズ色の墓石には可憐な白い花。宮迫さんのイラストです。

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彩色の段階に入ります。使っているのはアクリル絵の具。細い三本の絵筆を自在に操りながら緑の線が引かれてゆきます。

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色を置いているうちに絵が強くなってくる気がする。

ニュアンスの異なる緑が配置され、色彩のハーモニーが現れ始めました。

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谷川さんの最新作「雑木林シリーズ」

濃密な樹木の生命力が画面を覆い尽くしています。日々雑木林を歩き回り、樹木に見せられた谷川さん。都会の生活で眠っていた谷川さんの体の細胞が入れ替わって、まるで樹木に変身してしまったかのようにも感じられます。

f:id:tanazashi:20161207151137p:plain現代美術の著名な画家・加納光於さん。1960年代に出会い、以来親交を結んできました。

「緑ですね。緑は日本では平穏な植物的なあり方を考えますが、ヨーロッパの緑は穏やかではなく、もっと不気味な厄害を引き寄せるような色として成り立って、何人かの画家の絵に感じることがあります。彼は伊豆に住んでいるのですが、伊豆の情景を引き出そうとしたのではなく、雑木林の造形をもう一つ転換させて、異化させて、彼の色に対するあり方を何か考えたのではないかと思ったりします」

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谷川さんの新しいエッセイ集が10月出版されました。タイトルは「雑めく心」

雑めくというのは私が考えた造語です。雑というのは、雑誌とか雑草とか、主役以外の言葉でしょ。自分は本通りを踏み外すというか、興味を横に向けてしまうところがある。これは自分のクセだと思ったのですが、それをクセと言わずに雑めくと行ったとき、自分で自分を肯定してしまう気分になって、これはいい言葉だなと自分で思ったのです。

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伊豆高原での谷川さんの活動は多彩を極めます。アートプロデュースの仕事です。近頃ブームの地方芸術祭。そのさきがけとなったアートフェスティバルは谷川夫妻が始めた企画です。プロアマ問わずみんなが楽しむアートフェスティバルです。

寂しいと言えば寂しいですよ。でも寂しがってばっかりいてもなにも始まらない。それと僕は楽天家で、自分が死んでもどこかでまたいつか会えるのではと、死ねばすぐ会えるのではなく、輪廻転生みたいにいつか会えるかもしれないと楽天的に思っているのかもしれない。

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林の中を歩き、木々や草花と対話する。何かが谷川さんの中に宿り作品が生まれます。

植物は実に平和ですよね。植物が繁茂している風景を見ているといろんな植物が共存しているでしょ。これは静かな感じで気持ちがいいですね。静かでありながら野鳥とか昆虫をいっぱい抱えて生かしてあげてますよね。たくさんの命を抱えながらたたずんでいる。

一時、「絵は終わった」とか「死んだ」といっている古い人たちがいた。しかし自分は終わる気がしなかった。変わらないものは絵を描くことです。美術家ではなく絵描きですね。 

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今日もアトリエで絵は歌のように生まれています。

 

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NHKスペシャル「戦艦武蔵の最期 ~映像解析 知られざる“真実”~」

人類史上最大の戦艦でありながら日本海軍のトップシークレットとして、その存在やデータを徹底的に隠蔽されてきた戦艦「武蔵」。太平洋戦争の真っ只中に米軍機の猛攻を受け壮絶な最後をとげたとされている。

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去年3月、フィリピン沖の海底1000mの深海で発見され、アメリカのプロジェクトチームによって初めて映像が記録、公開された。こうした記録映像やNHKが独自に入手した新資料の詳細な分析から、いま、歴史の定説を覆す武蔵の実像が次々と浮かび上がってきている。

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日本の最高技術を結集し“不沈艦”とまで言われた武蔵だが、実は決定的な脆さを抱えた構造の艦であったことなど、知られざる実態が明らかになりつつある。

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番組では、NHKが開発してきた映像解析技術と新資料から「武蔵の実像とその最後」を完全再現。わずかとなった元乗組員の生存者や、世界の軍事専門家たちと共に、歴史の闇に埋もれてきた戦艦武蔵の真実に迫る。

放送 2016年12月4日(日)