チャンスはピンチだ。

響くアートの愛好家

池田学展 The Pen -凝縮の宇宙-

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わずか1mmに満たないペンの線から壮大な世界を描き出すアーティスト、池田学(1973~、佐賀県生まれ)。
1日ににぎりこぶしほどの面積しか描き進めることができないという画面は、緻密さと空間の広がりを併せ持ち、現実を凌駕する異世界の光景を私たちに呈示します。

http://www.clip-magazine.com/app/wp-content/uploads/2012/11/img_ikedamanabu_3.jpg

これまで日本をはじめ、韓国、ドイツ、カナダ、アメリカ、ロシアなどでグループ展に参加、2011年にニューヨークで開催された「Bye Bye Kitty!!!」展では、その作品がニューヨーカー誌に「魔法のよう」と評された。また同年に、ニューヨーク・タイムズのアート&デザインの記者が選ぶ、その年に最も世界にインパクトを与えた作品 “Best of 2011” の一つに選出されるなど、国際的に高い評価と注目を集めるアーティストです。

本展覧会は、これまでの池田の画業の全貌を紹介する、初めての大規模個展です。アメリカ・ウィスコンシン州のチェゼン美術館の滞在制作プログラムで3年にわたり制作された巨大な新作《誕生》をはじめ、国内外のコレクターや美術館が所蔵する作品の数々が、池田の出身地・佐賀に集結します。池田作品のほぼすべてを網羅する約120点に新作のスケッチや制作の記録もあわせ、あふれるばかりの池田の想像力の秘密に迫ります。

会場 日本橋高島屋

会期 2017年09月27日~10月09日

www.takashimaya.co.jp

日曜美術館「錦絵誕生!~浮世絵師・鈴木春信~」

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日曜美術館「錦絵誕生!~浮世絵師・鈴木春信~」

江戸中期、豪華けんらんな錦絵が誕生した時代の花形浮世絵師、鈴木春信。江戸の風俗だけではなく古の物語を当世風に描いた見立絵も数多い。その錦絵の世界を堪能する。

江戸の中期、豪華けんらんな錦絵が誕生した時代の花形浮世絵師、鈴木春信。絵暦のブームがきっかけとなって誕生した錦絵。その絵師に抜擢されたのが春信だった。春信の錦絵が主に描きだしたのは当時の江戸の風俗である。恋する若者たちの姿や評判の町の美人など。しかし、春信の錦絵は単なる江戸風俗画ではなく、古の和歌の情景を当世風に描いたり、古の物語を当世風に描いた見立絵も数多い。鈴木春信の錦絵の世界を堪能する。

【出演】岡田美術館館長…小林忠,千葉市美術館副館長…田辺昌子,國學院大學教授…藤澤紫,【司会】井浦新,高橋美鈴

放送日

2017年10月1日

 

取材先など

 

放送記録

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書籍

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展覧会

画狂人葛飾北斎の肉筆画美術館|信州小布施 北斎館

hokusai-museum.jp

 

 

日曜美術館「自然を生かす匠(たくみ)たち~第64回 日本伝統工芸展~」

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f:id:tanazashi:20170925233525p:plain日曜美術館「自然を生かす匠(たくみ)たち~第64回 日本伝統工芸展~」

現代の匠(たくみ)たちが技を競う日本伝統工芸展。今年も16の受賞作が決定した。作品を紹介しながら創作の現場を訪ね、自然を生かす技と思いに迫る。

第64回日本伝統工芸展。昭和29年に失われてきた伝統工芸の技術を守り育てることを目的に始まった。陶芸、漆芸、金工、木竹細工、染織、人形、ガラス、七宝など7部門で16作品が選ばれる。今年の受賞作も伝統の中に新鮮さを感じさせる意欲作が多く、最高峰の技の限りを尽くす“美の競演”となっている。司会の井浦新高橋美鈴がその創作の現場を訪ね、自然を生かす技と思いを探っていく。

【出演】井浦新,高橋美鈴

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放送日

2017年9月24日

 

取材先など

 

放送記録

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blog.kenfru.xyz

 

 

書籍

 

展覧会

第64回日本伝統工芸展-公益社団法人日本工芸会

やまと尼寺 精進日記「長月 月待つ夜は 縁側ごはん」

「長月 月待つ夜は 縁側ごはん」

秋の気配が漂う頃、尼寺の楽しみは縁側でのお月見。庭のハーブやミョウガたっぷりのお膳。ちょっぴり晩酌。秋の七草をめで、鈴虫の声を聞きながら、月の出を待つ。 奈良県桜井市。急な山道を登ること40分の音羽山観音寺に、愉快な尼さんたち3人が暮らしている。秋の気配がほんのり漂うこの季節の楽しみは、縁側でのお月見。いもやカボチャを庭のハーブたっぷりの特製ドレッシングであえたり、ミョウガや漬け物を上手に使って精進寿司。イチョウの木越しにあらわれる月を待ちながら、ちょっぴり晩酌。気がつけば鈴虫の声。忙しかった夏の疲れをゆっくり癒す、ちょっと静かな9月の尼寺。

【出演】音羽山観音寺 住職…後藤密榮,副住職…佐々木慈瞳,【声】柄本佑

放送 2017年9月24日

今月のPVが10000を突破しました

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「チャンスはピンチだ。の今月のPVが10000を突破しました」

はてなから届いたお知らせは数字だけの簡潔なものでしたが、

「ようやくここまで来たか」と感慨無量です。

ブログ開設をしたのは1年9カ月前。はじめは一日のPVは良くて二桁台。

これが1年近く続きました。

「やめてしまおうか」と考えたこともありました。

数字が上向きになったのがちょうど昨年のこの時期でした。

取り上げた記事の一つが反響を呼び、それをきっかけに本サイトを訪れる人が増え始め、サイトを繰り返し訪問していただく人も増え始めました。

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情報というものは必要とする人がいてはじめて価値があることがわかりました。

価値を発信することはとにかく継続すること。数を発信することにつきるようです。

ブログ開設以来、毎日なんらかの形で記事を作り続けてきたことが記録の達成につながったのではないかと思っています。

これもひとえに皆さまのおかげと感謝しています。

 

1日あたりの個人ブログの平均アクセス数を調べてみると、サイトの94%が300PVに達していないという結果があることがわかりました。

research.lifemedia.jp

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上の図に当てはめると、初級が94で中級以上が6という比率ということです。

ほとんどの人は最下層のライトグリーンに位置しています。

結果が出ない人の中には更新を怠けてしまったり、ブログをやめてしまったりするケースが多いのだそうです。

PVを記録するためにはホームランを狙うことではなく、内野ゴロを打ち続けることだと聞きます。結果が出なくても記事を書き続けることが成果につながるというのです。初めは半信半疑でしたが、振り返ると本当にその通りだったと感じます。

これからも皆さまのご期待に添えるような情報を提供していきたいと思います。

どうもありがとうございます。

 

日曜美術館「熱烈!傑作ダンギ ゴッホ」試行錯誤の挑戦

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ゴッホが鮮やかな色彩で描いた「ラングロワの橋」。

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スケッチも含め何枚も描き、大切なモチーフだったことがわかります。

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絵の制作に取り掛かる際、ゴッホは作品の構想をしたためた手紙を弟や友人たちに送っています。

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その中にラングロワの橋と同じ構図のスケッチがあります。

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そこにはどこにどんな色を塗るかが記されています。

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実はこのスケッチをもとにした絵が日本にあります。しかし大部分が失われ、肩を寄せ合って歩く恋人たちの部分だけが残されています。

いったいゴッホはどんな絵を描こうとしていたのか。今回、圀府寺さんの監修で手紙のスケッチをもとに絵を復元する試みが行われました。

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復元を担当するのは画家の古賀陽子さん。

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これまでゴッホにまつわる映画の制作に関わりゴッホのタッチを学んできました。

twitter.com

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まず古賀さんは絵の残された部分の様子を模写しました。そしてゴッホの色彩や筆のタッチが実際どのようなものであったかを徹底的に検証して行きます。

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残された絵を細かく見ていくと、エメラルドグリーンとスケッチに書かれた川面には青や白など様々な色彩を混ぜて書き込んでいることがわかります。

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さらに圀府寺さんと古賀さんは恋人たちを描く絵筆のタッチにも注目しました。

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帽子のつばも筆のタッチで描いています。

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ゴッホは、(私が)何も知らなかったときは、ただただ思いつきで勢いだけで書いていると思っていたのですけど、一つ一つの筆先に魂がこもっていたり、リズムがあってかつ単調ではないという。それはすごいところです」

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そしていよいよ絵の復元が始まります。

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失われた大部分を模写をもとに再現していくのです。

実はゴッホはこの絵で大胆な色彩の実験を行おうとしていました。ラングロワの橋では普通に青く描かれていた空の色を

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なんと黄色にすると書かれていたのです。

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ゴッホがめざした黄色一色に染まる空を描いて行きます。

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果たしてどんな絵になるのでしょうか。

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復元を初めておよそ三週間後。仕上がった絵は圀府寺さんの予想を遥かに超えるものでした。

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「跳ね橋を見ている角度からわかるのは完全に北を向いているのです。北を向いているということは太陽は絶対見えないことです。でも、見えないところに太陽を書いてしかもその太陽が真っ黄色の空を描こうとしていたのは、とても革新的なのですね」

構図や色彩。筆さばきに至るまで実験を繰り返す画家ゴッホの新たな一面が見えてきました。

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「この時期空を黄色に書こうとしたのはおそらくこれば最初。実験的に空を黄色にするとか、道をバラ色にするとか、浮世絵の版画はニュアンスがあまりつけられないのでこういうベタッとした色の面で全体を構成したというのは明らかに浮世絵から学んだものですね」圀府寺

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「ある時期から色彩に目覚めはじめまして、赤と緑の組み合わせで、補色の組み合わせで、人間の恐ろしい情念を表現したいとか、黄色と青の組み合わせで恋人たちの感情を表現したいとか。色自体が感情を伝えるということを気づき始めるのです。それ以前の画家でしたら、例えば絵の中の人たちが悲しそうな顔をしていると感情は伝わりますが、そうでなく色だけで何か感情が伝わる・・・」 圀府寺

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(浮世絵の例のように研究熱心です)

「形はきれいに模写していますが、色は自分で強くしています。赤とか黄色を強くしてます。忠実に模写しようとは思っていなくて、模写することで一回自分の中に吸収してまったく違うものを作り出してやろうと、だから芸術家なのですね」圀府寺

「当時パリで前衛画が出てきた。ゴッホは前衛画家でいくかと思ったのでしょうね。前衛画家でいくってものすごい腹のくくり方が必要で、しばらくは飯が食えない。大体その前衛画家がいい作品を作り始めてから、一般に世間に名前を知られて評価が高まるまで25年かかると言われています。ですからゴッホが50代後半まで生きていれば偉くなっていたでしょう」圀府寺 

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アルル時代弟から資金援助を受けていたゴッホは、文字通り絵に没頭します。暇さえあれば絵の題材を探しに出かけ、次々と作品を生み出して行きます。

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変わった題材にも挑んだゴッホ。借りた家の部屋を描いた代表作の一つ「寝室」です。

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放送記録

av98ingram.wpblog.jp

 

書籍

 

ゴッホ展図録

ゴッホ展図録

 
ゴッホ展 孤高の画家の原風景 図録

ゴッホ展 孤高の画家の原風景 図録

 
感動! の美術展・美術館 (日経ホームマガジン)

感動! の美術展・美術館 (日経ホームマガジン)

 
男の隠れ家 2016年 9月号 [雑誌]

男の隠れ家 2016年 9月号 [雑誌]

 

 

展覧会

 

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日曜美術館アートシーン9月17日

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1.富山県美術館開館記念展 Part 1 生命と美の物語
LIFE - 楽園を求めて(富山県美術館)

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会期:2017年8月26日~11月5日

 

 

2.没後45年 鏑木清方展(高松市美術館

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会期:2017年9月9日~10月15日

 

 

3.BODY/DRESS(石川県能登島ガラス美術館)

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会期:2017年7月15日~10月22日

 


 

4.土佐光起 生誕400年 近世やまと絵の開花 -和のエレガンス-(大阪市立美術館

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会期:2017年9月2日~10月1日

 

 

5.生誕145年 竹工芸家・二代飯塚鳳齋 竹を編み竹に生きる‐(とちぎ蔵の街美術館)

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会期:2017年9月5日~10月22日

 

6.届かない場所 高松明日香展
The Unreachable Place(三鷹市美術ギャラリー

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会期:2017年8月11日~10月22日