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チャンスはピンチだ。

響くアートの愛好家

日曜美術館「至宝が伝える 天平の技術」アンチモン塊

正倉院御物の中で異彩を放つ金属の塊があります。隕石の塊?現代アート?スクラップ工場のゴミ?この物体の正体とは何か? // 奈良時代の栄光を物語る東大寺盧舎那仏。およそ500トンもの動を使って作られました。 仏像を建立した聖武天皇。大仏造営のため全…

日曜美術館「至宝が伝える 天平の技術」漆胡瓶(しっこへい)

1300年前、大陸との交易の拠点となった奈良。正倉院には奈良の都にもたらされた当時最高級の品が数多く伝わります。 // ペルシァ風の漆の水差し「漆胡瓶(しっこへい)」です。完璧なまでの曲線美。唐で作られ日本にもたらされたと言われています。 野を駆け…

日曜美術館「至宝が伝える 天平の技術~第68回 正倉院展~」

一度出展された宝物の多くは、保存のため10年以上展示されないのがきまりという「正倉院展」。お宝を確かめるチャンスです。 2016年10月22日(土)~11月7日(月) 正倉院の宝物は、ふだん見ることができませんが、例年秋に開かれる正倉院展でその一部が公…

日曜美術館「熱烈!傑作ダンギ ミケランジェロ」

余分なものを取り除いていくことにより、彫刻は完成していく イタリア・ルネサンスの巨匠ミケランジェロ・ブオナローティ(1475‐1564)は、彫刻、絵画、建築という視覚芸術の3つの領域において、他の追随をゆるさぬ卓越した人体表現と深い精神性を示しました…

日曜美術館「1945年 黒の黙示録 香月泰男 丸木位里・俊 川田喜久治」

「人間」はつねに加害者のなかから生まれる。被害者の中からは生まれない。人間が自己を最終的に加害者として承認する場所は、人間が自己を人間として、ひとつの危機として認識しはじめる場所である。 内村剛介「あさましいから美しいのだ」「シベリア画集」…

日曜美術館「響き合う琴と詩と絵~浦上玉堂の山水画~」

// 日曜美術館「響き合う琴と詩と絵~浦上玉堂の山水画~」 放送日 番組内容 取材先など 展覧会 日曜美術館「響き合う琴と詩と絵~浦上玉堂の山水画~」 独創的な山水画を描いた文人画家、浦上玉堂。玉堂は画家であり詩人であり、琴士(きんし)であった。玉…

日曜美術館「幕末の異端児 鈴木其一(きいつ)」をたどる

幕末に描かれた不思議な屏風が12年ぶりに日本で公開されています。金地の大画面に人の頭ほどの朝顔が宙に伸びていくように乱舞する「朝顔図屏風」です。 見た瞬間「あ、きれいだな」と観客を引きつける反面、その奥底に不気味でぞっとする迫力がにじみ出てく…

日曜美術館「幕末の異端児 鈴木其一(きいつ)」

琳派の真打ち、其一登場。 // 日曜美術館「幕末の異端児 鈴木其一(きいつ)」 放送日 番組内容 取材先など 展覧会 日曜美術館「幕末の異端児 鈴木其一(きいつ)」 若冲の次は其一(きいつ)!? いま注目を集める幕末の絵師・鈴木其一。鮮烈すぎて毒々しく…

日曜美術館「匠(たくみ)の技 未来の美~第63回日本伝統工芸展~」丸山浩明さん

最も栄えある日本工芸会総裁賞をうけたのは、丸山浩明さんの飾り箱です。楓の表面に見えるのは泡のような不思議な木目。 // この作品は全ての面を曲面同士でつなぐ常識破りの技に挑戦しています。 丸山さんの工房を長野県高山村に訪ねました。 丸山さんは20…

日曜美術館「匠(たくみ)の技 未来の美~第63回日本伝統工芸展~」

特に価値の高い工芸技術を、国として保護育成することを目的に、昭和29年から実施され続けている国内最大級の公募展「第63回日本伝統工芸展」が開催されています。 // 会場は東京日本橋の三越百貨店日本橋店です。本館と新館の催事用スペースをすべて使って…

日曜美術館「熱烈!傑作ダンギ 国芳(くによし)」

浮世絵といえば、歌麿、写楽、北斎、広重が有名です。しかし、遊び心と反骨精神を合わせ持った江戸のグラフィックデザイナー&クリエィターに絞ると、誰もがその名をあげる絵師が歌川国芳*1です。 猫好きと言われた国芳の言葉「猫がいなくなると、猫に置いて…

日曜美術館「禅 “円”が語る美とこころ」

京都国立博物館で「臨済禅師1150年 白隠禅師250年遠諱記念 禅ー心をかたちにー」が開催されました。日本文化を形作ってきた禅宗美術に触れることができる特別展覧会です。 // 日曜美術館「禅 “円”が語る美とこころ」 放送:2016年5月20日 番組内容 取材先な…

日曜美術館「美術館への旅・原美術館」

品川の御殿山の一角に、こんもりとした林に囲まれるように原美術館は立っています。もともとは昭和の初期に建てられた個人の住宅でしたが、その広い屋敷と庭は昭和54年に現代美術の専門美術館として生まれ変わりました。 // ことごとく既成概念を破壊してい…

日曜美術館「美術館への旅・山口県立美術館」

山口ゆかりの雪舟をはじめ、狩野芳崖、小林和作らの作家を中心に、近世から現代に至る約一千点のコレクションが収蔵されています。中でも地元の三隅町に生まれた香月泰男の50点を超える「シベリアシリーズ」はこの美術館を代表する一つの顔になっています。 …

日曜美術館「美術館への旅・北海道立近代美術館」

北海道立近代美術館は、エコール・ド・パリの画家たち、北海道ゆかりの画家、アール・ヌーヴォーのガラス工芸品を基本とした収蔵品で知られる美術館です。 // 北の白亜の美術館で「愛」の力を再確認する 「白いリボンの少女」ジュール・パスキン もやがかか…

日曜美術館「美術館への旅・土門拳記念館」

写真家・土門拳は1974年山形県酒田市の名誉市民第一号になりました。彼は全作品を郷里の酒田市に寄贈。酒田市はそれにこたえ。1963年日本初の写真専門の美術館であるとともに世界でも唯一の個人の写真記念館が嘆じ要しました。記念館は1984年に吉田五十八賞…

日曜美術館「美術館への旅・富山県立近代美術館」

富山県立近代美術館開館は1981年。現代的デザインの建築によりその年の建築業協会賞を受賞しました。現代の表現の最先端を積極的に紹介している美術館の一つです。 // 生きている現代の美術が問いかけてくる 「肘掛け椅子の女」ピカソ 青の時代を経て安定期…

日曜美術館「美術館への旅・岐阜県美術館」

岐阜県美術館には、北欧を感じさせるゆったりとしたスペースがあります。この空間の広さはほかの美術館ではなかなか見られません。緑に包まれ、水の流れを記記ながら美術を楽しめる憩いの場として親しまれている美術館です。 // 見る者の魂を揺さぶる画家ル…

日曜美術館「美術館への旅・町田市立国際版画美術館」

町田駅に近い起伏に富んだ芹ケ谷公園に立つ1987年に開館した日本で初の版画を中心とする公立美術館です。国内では奈良初期から、欧米のものでは15世紀から焼く13,000点近くの作品が収蔵されています。 hanga-museum.jp 銅版画は15世紀中頃からヨーロッパの金…

日曜美術館「美術館への旅・北斎館」

長野市から東に25キロほどの小布施市に立つ「北斎館」。なぜ江戸の人であった北斎の美術館が小布施にあるのでしょうか。この土地出身の高井鴻山という人物が江戸遊学中に北斎と知り合い、小布施に来るよう誘ったことに始まります。小布施は谷脇街道沿いに発…

日曜美術館「アートの旅 あいちトリエンナーレ編」

そもそも“園ってこういうひとだよね”って言われるのが、いちばんイヤなんです。“園っぽい映画だよね”と言われるその向こう側、もっと先へ行きたいといつも思っています。大好きなピカソのように、タッチがガンガン変わっていく人間でありたい。 映画監督・園…

日曜美術館「少年たちはローマを目指した~絵でたどる天正遣欧使節~」

「伊東マンショの肖像」伊 ドメニコ・ティントレット筆 1585年 ミラノ、トリヴルツィオ財団蔵 Fondazione Trivulzio - Milano *1は日本でも初めてその存在が知られた油彩の肖像画です。 // 日曜美術館「少年たちはローマを目指した~絵でたどる天正遣欧使節…

日曜美術館「風景の叙情詩人 広重の“東海道五十三次”」

千変万化する自然の表情。ユーモアあふれる庶民の表情。魅力たっぷり広重の傑作版画が東海道五十三次です。 // 日曜美術館「風景の叙情詩人 広重の“東海道五十三次”」 放送:2016年6月5日 番組内容 取材先など 展覧会 日曜美術館「風景の叙情詩人 広重の“東…

日曜美術館「熱烈!傑作ダンギ 若冲(じゃくちゅう)」

// 日曜美術館「熱烈!傑作ダンギ 若冲(じゃくちゅう)」 放送日 番組内容 日曜美術館「熱烈!傑作ダンギ 若冲(じゃくちゅう)」 「動植綵絵」をはじめ、超細密な絵で知られる江戸時代の天才絵師。その意外な魅力を語るのが3人のゲスト。元バービーボーイ…

池波正太郎のルノワール

「若いころは、ゴッホとか、ドラクロワが好きでしたね。やはり、年をとってからですね、ルノワールが好きになったのは・・・」 ルノワールについて、作家・池波正太郎は1981年12月6日に放送された日曜美術館「私とルノワール」の中でこう語っています。 「私…

日曜美術館「井浦新 円空への旅」

美の旅って、体力が必要だと思うんです。作家は命を削ってその作品をつくるじゃないですか。結果、受け取る側も作品を通じて、つくっている人の命を感じることになる。念のこもった作品をきちんと受け取るためには、体力や精神力を整えて臨まないといけない…

日曜美術館「熱烈!傑作ダンギ ルノワール」

// 日曜美術館「熱烈!傑作ダンギ ルノワール」 番組内容 作品など 展覧会 日曜美術館「熱烈!傑作ダンギ ルノワール」 印象派の巨匠ルノワール*1。その最高傑作とも言われる名画が初来日しました。ルノワールを愛してやまない個性的な3人が傑作を選び談義(…

日曜美術館「民家巡歴~向井潤吉の戦後~」

私は民家を追跡するように描いてきた。 それは単なる感傷や回顧ではなく、長い伝承によって受け継がれてきた造形と自然の融合にはかりしれぬ興味を沸き立たされたためである。 // 日曜美術館「民家巡歴~向井潤吉の戦後~」 放送:2016年2月21日 番組内容2 …

日曜美術館「あるがままこそ美しい~メアリー・カサットの挑戦~」から

日曜美術館「あるがままこそ美しい~メアリー・カサットの挑戦~」 メアリー・カサットの生き方を、いきいきとした“母と子”の絵に秘められた格闘の物語を軸に描いた番組です。 // av98ingram.wpblog.jp // // //

日曜美術館「あるがままこそ美しい~メアリー・カサットの挑戦~」

// メアリー・カサット(米国の女性画家、版画家 / 1844~1926)の言葉です。 女性が画家になることが難しかった19世紀、画家を志し21歳でアメリカからパリに渡り、数々の困難を乗り越え才能を開花させた女性です。 blog.kenfru.xyz 横浜市の横浜美術館で開…

日曜美術館「シーボルト 幻の”日本”展」

日本人は広々とした自然にひたって 楽しむことを心から愛している (シーボルト『江戸参府紀行』) // 日曜美術館「シーボルト 幻の”日本”展」 ごく普通の日本人にとって、シーボルトとは歴史教科書に出てくる物好きな外国人でしょう。「ユーはなにしに日本…

日曜美術館「”暮し”にかけた情熱~花森安治 30年間の表紙画」

世田谷美術館企画展 「花森安治の仕事―デザインする手、編集長の眼」 2017年2月11日~4月9日 とと姉ちゃんのモデル・大橋鎭子(しずこ)から「女性のための雑誌を作りたい」という相談を受けて編集長を引き受けたのが花森安治(1911~1978)です。 // 日曜美…

日曜美術館「木版画 未踏の頂へ~吉田博の挑戦~」

ダイアナ妃が愛した日本の版画があります。 // ダイアナ妃が自らの執務室の壁にかけていたのが吉田博の2枚の木版画です。 画家は、自然と人間の間に立って、それをみることが出来ない人のために自然の美を表してみせるのが天職である。 左:「光る海 Glitte…

日曜美術館「“超絶”を生きた男~明治の陶芸家・宮川香山~」

人形でしょうか?毛並みの一本一本まで精緻に作られた猫のオブジェはまるで生きているような躍動感を感じます。 av98ingram.wpblog.jp ドイツ出身の建築家・ルートヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエの標語 「God is in the detail」(神は細部に宿る)を…

日曜美術館「沖縄 見つめて愛して 写真家・平敷兼七」

「井の中の蛙一天を見つめる。天は全世界とつながっている。つきぬけてゆくと宇宙にもたっする。」高校の先生がいった言葉が沖縄の写真を撮影していく力になった。基地の中に沖縄はあるとよく言われているが、私は沖縄の中に基地があると思いたい。人が住ん…