チャンスはピンチだ。

響くアートの愛好家

サスペンスという作品性

作家のインタビュー記事には、作品を読み解くキーワードが隠されています。アニメ「僕だけがいない街」公式サイトに載った作者・三部けい氏の対談(伊藤智彦監督)は発見がありました。一種のネタバレかもしれません。

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好きですね。伏線を張るのに重要なのは、何気ない日常の会話はなるべく削らないようにすることなんです。その人を表すようなセリフを、その時ごとにコンパクトに書いているので、絶対あとで役に立つんですよね。

自分が抱く苫小牧のイメージは鉛色なんですよ。海も山も煙っている感じなんです。雪がなくなってくると、アスファルトが削れたものが舞って降って、鉛色になる…そんな感じなんです。

悟やケンヤは理想の子供なんですよね。こんな子が当時いたかと言われたら、いないと思います。自分がこうだったらよかったのにと思いますが、実際は馬鹿な子供だったなと。キャラでいうとオサムですね(笑)。

大分影響を受けている気がします。一番は、物語のはしょり方ですね。そこはアニメ版を凄く参考にしました。アニメの要素も取り入れつつも、一所懸命考える。そういう体験は、非常に勉強になりましたし、帰ってくるものが大きかった。アイデアだけでなく、モチベーション面でも、とても良い影響を受けたと思います。

bokumachi-anime.com

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