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チャンスはピンチだ。

響くアートの愛好家

僕の宝物

アニメーション

僕だけがいない街」第12話は最終回。タイトルは「宝物」です。都合により悪役の描き方が省略されてしまったのが少し残念な気がします。しかしワンクールで収めるためには思い切りも必要です。悪役の側にもくむべき事情がありますが、テーマを絞った以上は悪役の理由まで描くと別の葛藤が生まれます。大切なのはメッセージ性であるため一本に絞ったのは正解だったと思います。さて、改めてみると気付いた点があります。悪役に殺められた人の数です。主人公はあるべき時間に歴史を修正しましたが、それにより悪役が殺めた人の数もあるべき状態にしました。これも作者にとっての宝物だった気がします。

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先生は僕がいるから生きている。生きている実感が持てる。僕は何度もこの人生を生き直して、何人もの仲間を先生に殺されてきた。だけど、今は憎しみはないんだ。この世界で本当の先生を知っているのは僕だけだよ。

そうだ、悟。僕はもう、君がいなければ生きていけない。

 

信じるなんて変な言葉だよな。だって本当に心から信じていたら信じるなんて言葉はいらないだろう。

疑っているから信じるってことか?

だからって、信じていることが嘘っぽいって言いたいんじゃないんだ。信じるって言うのは信じたいって思う希望の言葉なんだってこと。

僕は11歳から25歳までの人生を失ってしまった。でもその失った時間そのものが僕の宝物だ。僕だけがいなくなった街で友達が僕のために人生の貴重な時間を割いてくれた。

僕だけがいない街。僕だけがいない時間。それこそが僕の宝物だ。

 

僕のヒーロー

僕には踏み込む勇気がない。だから僕には仲間がいない。友達と遊ぶのは楽しいけれど、きっと仲間は友達とは違う。倒されても倒されても、あきらめずに勇気を出して戦い続けた。踏み込まなければ道は開けない。そういって戦い続けた。そうしたら、その勇気を感じた人たちが少しずつ仲間になってくれた。だから最後、敵に負けそうになった時もきっと仲間が助けに来てくれると信じ続けることができた。僕も大きくなったらお互いに信じ合える仲間ができたらいいなと思った。

 

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