チャンスはピンチだ。

響くアートの愛好家

日曜美術館 アートシーン 10月23日

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アートシーン特集は出光美術館で開催中の大仙厓展。「□△○」と描かれた禅画の正体とは?

1.大仙厓展 

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会期:2016年10月1日(土)-11月13日(日)

笑いとユーモアを通して禅の教えをひろめたことで知られる江戸時代の禅僧・仙厓(せんがい1750-1837)。軽妙洒脱な作風を示す仙厓の作品は「禅画」の代表として、また最近では“かわいい”画としても人気を集めるようになっています。
仙厓が描いた作品や遺愛の品々は、住持をつとめた博多の聖福寺(しょうふくじ)や隠居所であった虚白院(きょはくいん)のある幻住庵(げんじゅうあん)に数多く伝わっていますが、それら以外では当館の初代館長・出光佐三が蒐集したコレクションをはじめ、仙厓ゆかりの地にある福岡市美術館コレクションや九州大学文学部コレクション(中山森彦旧蔵)などがあります。いずれのコレクションもその成立の歴史を反映した特徴のある内容を持ち、質量ともに優れ、様々な展覧会を通して広く知られてきました。
開館50周年を記念した今回の展覧会では、当館所蔵のおなじみの作品に福岡市美術館および九州大学文学部の作品もあわせて展示します。東西の三大コレクションの名品が勢揃いするのは、昭和61年(1986)に仙厓150年遠諱を記念して福岡市美術館で開催された展覧会以来、実に30年ぶりとなります

www.idemitsu.co.jp 

2.ヴェネチアン・グラス展

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会期:2016年11月23日(水・祝)まで

紺碧のアドリア海に面した北イタリアの水の都ヴェネチアヴェネチアン・グラスは、古代ローマ時代のローマン・グラスの発明にその起源を発するともいわれ、当時すでにイタリア半島全域には多くのガラス工房が作られていました。ガラス生産の中心地は、1291年には現在のヴェネチア共和国の「ガラス製造業者および工人・助手、家族等のすべてをムラノ島に移住させ、島外に脱出する者には死罪を課す」という強力な保護政策により、リアルト島の隣のムラノ島へと移ります。そして今日に至るまで、ムラノ島はヴェネチアン・グラスの中心地であり、ムラノ島の人々は、ヴェネチアン・グラスと運命を共にしてきました。

箱根ガラスの森美術館/ミュージアム/ヴェネチアン・グラス美術館

 

3.変える力 く

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会期:2016年10月15日(土)-11月6日(日)まで

文化庁メディア芸術祭は、1997年の開催以来、アート、エンターテインメント、アニメーション、マンガの4部門において優れた作品を顕彰するとともに、受賞作品の鑑賞機会を提供するメディア芸術の総合フェスティバルとして、国際的な発展を続けています。メディア芸術祭の20周年を記念して開催する本展では、「変化」をキーワードに、過去に審査委員を務めた4人の監修者によって選ばれた、歴代の受賞・審査委員会推薦作品の展示や上映等を行い、変容し続けるメディア芸術の多様な表現を紹介します。
本展は、メディア芸術祭の20年の歩みを辿ることで、メディア芸術と、それを取り巻く社会、文化、テクノロジーの「変化」や「流れ」を感じ取ることができる貴重な機会となります。「変化」や「流れ」は作品に内在する力とどのような関係性があるのでしょうか。本展は、作品が持つ「変える力」に焦点を当て、その延長線上に現れるメディア芸術の未来について考察する場となるでしょう。 

20anniv.j-mediaarts.jp

 

 

4.ザ・ベスト@トクガワ

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会期:2016年9月15日(木)~11月6日(日)

徳川美術館名古屋市蓬左文庫は、江戸時代には御三家筆頭であった大名家・尾張徳川家伝来の宝物や書籍を収蔵品の中心としています。これらは江戸時代の大名家の生活や文化のありようを伝える貴重な品々です。
本展では、徳川美術館の名品コレクション展示室と蓬左文庫展示室を会場に、徳川美術館名古屋市蓬左文庫が所蔵する名品を一挙公開します。

www.tokugawa-art-museum.jp

 

5.月-夜を彩る清けき光

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会期:2016年10月8日(土)~11月20日(日)

日々満ち欠けを繰り返し、時を刻む「月」は、1年間の人々の生活に12か月の節目を与えます。また四季のうつろいに従い景物としてその姿が長らく鑑賞の対象にされてきました。日本の美術において、月は鑑賞や信仰の対象として造形化され、その姿は、やまと絵や水墨画、浮世絵版画などに描かれるとともに、工芸の意匠としても採用されています。本展では、絵画をはじめ、蒔絵調度、陶磁器、刀装具や甲冑などを「月」をテーマに多面的に展示し、日本人に脈々と流れる「月」への嗜好をあらためて見つめていきます。

月|松濤美術館