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チャンスはピンチだ。

響くアートの愛好家

2時間でまわるルーブル美術館

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究極ガイドTV 2時間でまわるルーブル美術館

お茶の間にいながらルーブル美術館に行った気になれるバーチャル極上ツアー!モナリザなど傑作の数々を堪能!さらに通好みの名作もご案内。カフェやルーブル限定グッズも!

旅行先であの名所は見ておきたい!でも2時間しかない!そんな時のために、完全旅行者目線・2時間で必見ポイントを回る、究極のリアル観光ガイド!今回は芸術の都パリのルーブル美術館モナリザやミロのヴィーナス、フェルメール、アングル、エジプトの至宝…!まともに回れば1週間かかる館内を、テレビ前の特等席で行った気になれる極上ツアー。知る人ぞ知る館内の素敵なカフェなど魅惑のオプションも多数ご用意しております。

美術館案内

年間860万人が訪れるルーブル美術館。広大な展示室には3万8千点の作品が並びます。普通に見て回るだけでも一週間はかかる巨大な美術館を2時間で回る満喫ルートの弾丸企画です。

15ヘクタール東京ドーム3個分の敷地面積。もともと王様の宮殿だった建物を美術館にしたのは1793年。建物は世界遺産に登録されています。真ん中に立つのは1989年に建てられたガラスのピラミッド。ここが美術館の入り口です。建物は古いけど管内の空調設備は最新式です。ピラミッドの下は巨大地下帝国のような広がりです。ここがエントランスホール。「ナポレオン・ホール」と呼ばれています。ここには展示室に向かう入り口が三つあります。
ルーブル美術館は三階建て。地下も含めると5層構造になっています。
さらに三つの展示室に分かれてて、「ドゥノン翼」「シュリー翼」「リシュリュー翼」と呼ばれています。
2時間で回るツアーはシュリー翼からスタート。エジプトの秘宝やミロのヴィーナスなどに対面する「いにしえの1区」。続いてドゥノン翼は、モナリザなどの名画が見られる「至宝の2区」。続いて「いぶし銀の3区」リシュリュー翼をめぐります。最後はとっておきの名品をご案内する「ドキドキの4区」です。必見作品19点を2時間でで案内します。
入場料は大人15ユーロ(1,800円ほど)、18歳未満は無料です。それぞれの建値のの入り口に入場券をチェックする場所があります。同じ日のチケットであれば出入り自由です。

ルーブルといえば、モナリザやミロノヴィーナスを思い浮かべると思います。けれどもそのほかにたくさんの知られざる名作や文明に出会うことができます。実はルーブルは世界中の文化が集まるユニバーサルな美術館なのです。ぜひ素敵な発見をなさってください」ジャン=リュック・マルティネズ館長

第一コース

1.タニスの大スフインクスf:id:tanazashi:20170111133451j:plainスフィンクスとは、獅子の身体と王の頭部からなる怪物のような姿をした生き物である。このスフィンクスにはアメンエムハト2世(第12王朝、前1929-前1895年)、メルエンプタハ王(第19王朝、前1212-前1202年)、シェションク1世(第22王朝、前945-前924年)の名前が次々に刻まれたが、いくつかの詳細部分を手がかりに、さらに遡った古王国時代(紀元前2600年頃)のものだと主張する考古学者達もいる。 

 

2.書記座像

f:id:tanazashi:20170111133615j:plain古代エジプト美術部門の2階に展示されているこの書記座像は、誰の肖像であったか名が知られていないものの、最も有名なものである。この人物の名前、称号、生きていた正確な時代については何も分っていない。それにもかかわらず、この像は見学に訪れる人々に、深い感動を与える。

3.ミロのヴィーナス

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4.サモトラケのニケ

f:id:tanazashi:20170111133947j:plain羽根を付けた勝利の女神は、サモトラキ島にあった、偉大なる神々の神殿に張り出していた船の船首に立っていた。この建造物は、前2世紀初頭の海戦の勝利を記念するため、ロードス島民が奉納品として献上したものと思われる。姿勢の劇的効果、動きの力強さ、力動感あふれる襞をもつヘレニズム時代のこの作品は、クラシック時代の基準と交わりながら、ペルガモンのバロック的彫刻を予兆する。

 

第二コース

5.岩窟の聖母

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レオナルドに典型的な、複雑な象徴的内容をもつ作品である《岩窟の聖母》は、マリア、キリスト、聖ヨハネという人物像を通して受肉の神秘を讃えている。この作品の中で初めて、柔らかな光に満たされた聖なる人物たちは、張り出す岩によって生命力を与えられた風景の中に配されている。この革新的で大胆な図像表現は大きな成功を博しており、そのことは当時数多くの複製が制作されたことによって証明されている。

6.モナ・リザ

f:id:tanazashi:20170112151404j:plainフランソワ一世が1518年に取得し、当時の芸術家に称賛されたこの《モナ・リザ》が、一躍有名になったのは20世紀のことでしかありません。それはこの絵の素晴らしさもさることながら、とりわけ1911年に盗難に遭ったというその「波乱万丈の運命」によるところが大きいのです。
レオナルドは、ほとんど魔術とも言える、まぶしいばかりに美しい絵画技法を駆使し、上塗り(ほぼ透明に近い、非常に薄くのばした色の層)によって形をつくり上げ、色をぼかすこと(スフマート)によって巧みな明暗効果を生み出しています。レオナルドは、褐色から青色に移り変わる空気遠近法を用い、空気の密度によって、大地と水を表わす抽象的な風景を描き出しました。ニスが古くなって色調が暗めになってしまったことは残念です。かつて袖はサフラン・イエローだったのいうのに!
このモデルが誰であるかということをめぐっては、時に突飛な仮説も生まれ、このモデルが実は男であるという説さえあります!しかしおそらくこの絵は、1503年から1507年にかけてフィレンツェで描き始められた、モナ(「夫人」の意)・リザ・ゲラルディーニ・デル・ジョコンドの肖像であると考えられています。「ジョコンダ」という言葉には「幸せな」という意味もあることから、「モナ・リザ」の微笑は、「ジョコンド夫人」の名を象徴しているとも言えます。
このきわめて薄い(12 mm)ポプラの板にただ、その時代の最も重要な肖像画が描かれているわけですが、《モナ・リザ》は、富裕なブルジョワのこれ見よがしなイメージを表わしているのではありません。もっとも、「モナ・リザ」のポーズや身なり、そしてまつ毛や眉がないことが、その身分の高さを示す優美さにふさわしいとは言えます。この作品は、とりわけ理想的な肖像画であり、身体の美に魂の美を見る、プラトン的な時間の追及を反映したものです。

 

07美しき女庭師f:id:tanazashi:20170103123415p:plain注文主が誰であるかだけでなく、王立コレクションに《美しき女庭師》が収蔵された経緯についても不明のままである。1505-1506年の《ベルヴェデーレの聖母》(ウィーン)と《鶸(ひわ)の聖母》(フィレンツェ)の後、ラファエッロのフィレンツェ滞在の終わりに当たる1507-1508年に制作された《美しき女庭師》は、風景の前景でピラミッド型の動的な構図の中に描かれた、聖ヨハネと聖母子というモチーフに関する画家の研究を締めくくるものである。

 

08ナポレオンの戴冠式

f:id:tanazashi:20170112151342j:plainナポレオン一世は、パリのノートル=ダム大聖堂で1804年12月2日に挙行された自身の戴冠式を不滅のものとするため、ダヴィッドにその絵を描くよう依頼しましたが、ダヴィッドはこの巨大な作品を仕上げるのに3年を要しました。戴冠式を機に、大聖堂の内陣も、トロンプ=ルイユ(だまし絵)で描かれた木のつくりによって新古典主義様式に改装され、威風堂々たる場面において各々の人物がその役回りを演じる舞台となったのです。
あらゆる政治的プロパガンダの作品と同様に、この作品でも実際の様子をいくつか脚色しているのは明らかです。例えば、中央の王座には皇帝の母が描かれていますが、息子に怒っていた母は実際にその日には出席していませんでした。皇帝の首席画家として駆け引きに長けていた画家の筆によって、実際より大きく細身に描かれたナポレオンや、若返ったジョゼフィーヌの理想的な美もそうした脚色です。結局、皇帝が自分で戴冠するという身振りほど挑発的ではない、皇妃ジョゼフィーヌを戴冠する場面が好まれたわけですが、ナポレオンの背後に座している教皇ピウス七世は、さして納得した様子もなくジョゼフィーヌを祝福しています。
巧みな照明効果によって、こうした主要人物たちが、総勢150人の肖像の中から浮き彫りにされ、宝石の輝き、布の滑らかさ、ビロードのクッションの柔らかさといったものが映えています。ダヴィッドは、高位高官の豪奢の誇示を不滅のものにする現代の写真の先駆者であり、こうしたニュースにおいては、豪奢は大衆に夢を見させる役割を果たしています。しかしながら、こうした主要人物の中で最も生き生きしているのはおそらく、画面右側で赤い衣裳を身にまとったタレイランで、これ見よがしの誇示に対して、皮肉な視線を投げかけているように見えます。

09グランド・オダリスク

f:id:tanazashi:20170112151351j:plainアングルは、裸婦という古代のテーマをオリエントの世界に移し換えています。アングルは、夢の中でしかオリエントを旅したことがなく、オリエントは、異国風の内装の中で裸体をさらけ出したハーレムの女性―この作品の標題―の官能的なイメージを描く口実でした。アングルは、晩年に至るまで、《トルコ風呂》のように、オリエンタル風のテーマと、最もお気に入りの主題の一つである裸婦像を描き続け、ラファエッロやマニエリスムの芸術家からペルシアの細密画家に至るまで様々な影響を自らの絵画に取り入れました。
アングルは、他の作品に見られる技法や古典古代への関心において、師のダヴィッドと同様に古典主義的な芸術家と言えますが、素描における線描や官能的な曲線に優位を与え、必要に応じて身体の解剖学的な現実をデフォルメすることによって、古典主義的傾向からは離れています。実はこのオダリスクは、脊椎の骨が三つ余計に多いのです!それと同様に、右胸と左脚は、他の身体の部分に奇妙な具合にくっついています。こうした身体のデフォルメとは対照的に、重々しい青の衣襞、ターバンや水煙管は、イリュージョン的なやり方で描かれています。

 

10民衆を導く自由の女神f:id:tanazashi:20170103123410p:plain第二王政復古の政府による憲法違反に反対した自由主義的な共和主義者が、1830年7月27日、28日、29日、すなわち「栄光の3日間」と呼ばれる期間にパリで引き起こした人民の蜂起は、フランス・ブルボン朝の最後の王シャルル10世を失脚させ、その代わりにオルレアン公ルイ・フィリップを王位に即けた。この歴史的な出来事の証人であるドラクロワは、そこに現代的な主題を見出し、それを体系的に、しかしギリシア独立戦争を描いた時と同様のロマン主義的情熱をもって、絵画化している。

 

第三コース

11奴隷

f:id:tanazashi:20170103123448p:plain1505年から手掛けられた教皇ユリウス2世の墓の為だったが、ミケランジェロが《奴隷》の制作を開始したのは第2案の際の1513年のことである。教皇が亡くなり、計画は経済的理由により新たに変更となった。《奴隷》像は、ミケランジェロがそれを贈ったロベルト・ストロッツィを通してフランスに入った。

12人面有翼牡牛像ラマッスf:id:tanazashi:20170103123446p:plain

13ハンムラビ法典

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14宰相ロランの聖母

f:id:tanazashi:20170103123443p:plainブルゴーニュ公国フィリップ善良公の宰相であったニコラ・ロラン(1376/1380‐1462)が、天地創造の力を象徴する地球儀を持ちながら宰相を祝福する神の子イエスを崇拝している。キリストの母、マリアの備える本質的な役割が、天使たちが戴く王家の冠によって強調されている。

15レースを編む女

f:id:tanazashi:20170103123441p:plain前方に置かれた本は聖書に違いあるまい。それによって、モデルの作業は宗教色を帯びた伝統的かつ道徳的な雰囲気の中で行われているが、女性(かつて根拠なくフェルメールの妻だとされたが、そうではない)は縫子の作業着を身に着けてはいない。左側に置かれた見事な色彩のクッションは、裁縫の小道具を片づけるための道具入れである。モデルの集中力と明るい灰色の背景によって強められた色彩の演出が素晴らしいフェルメールの傑作である。

16天文学者

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第四コース

17ブラックの天井画

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18スルタンの銘のあるランプf:id:tanazashi:20170103123509p:plain

19盥(たらい)

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《聖ルイ王の洗礼盤》は、イスラム美術の最高傑作のひとつで、芸術作品として完璧であるとともに、この作品が投げかける謎が、我々を魅了する。制作者はムハンマド・イブン・アル=ザインで、彼はこの作品に、六度、銘を入れている。この金工家は、ルーヴル美術館所蔵のもう一点、別の金工象嵌の作品でも、銘を入れている。この盥は、全面を人物像のある場面装飾が被い、その場面は貴金属の象嵌によるものである。