読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

チャンスはピンチだ。

響くアートの愛好家

漫画家・坂口尚作品の復刻出版をしたい!というクラウドファンディング

見たいものものを見せて貰えるのはクラウドファンディングかもしれないと、片渕監督の6年間を振り返りながら”しみじみ”感じています。

https://readyfor.jp/s3/readyfor-img/ckeditor_assets/pictures/210605/content_ecbfbc5ed7b7f5212962b8df5d4da6cb6dae9324.jpg

 

坂口尚さんという漫画家をご存知でしょうか。(私は知りませんでした)坂口尚(さかぐち ひさし)さんは1995年、49歳の若さで逝去した漫画家・アニメーターです。手塚治虫の「虫プロ」のアニメーターとして活躍した坂口さんは、豊かな詩情、圧倒的な画力、緻密な構成力などを評価され、手塚治虫が絶賛したとも言われています。

www.hisashi-s.jp

http://www.hisashi-s.jp/image/again.jpg

"漫画"というジャンルの枠組みを超えて、表現の可能性を切り拓いた坂口尚。詩情あふれるファンタジーを軽やかな流線で繊細に描き、一方で、人間と社会の本性に鋭く切り込む重厚なテーマにも果敢に挑みました。コアなファンを持ち、手塚治虫浦沢直樹大友克洋をはじめとする多くの漫画家・クリエイター達から称賛された存在でした。しかし、没後20年を過ぎようとしている今も、その名は広く一般へは知られておらず、再評価の機会が待たれています。

手塚治虫が称賛した孤高の漫画家坂口尚作品の復刻出版をしたい!というクラウドファンディンが進んでいます。

https://readyfor.jp/s3/readyfor-img/ckeditor_assets/pictures/212043/content_c2ca448d931523f898d4b4a229dc0f3833b087fe.png 

手塚治虫ら多くのクリエーターを魅了しながら21年前突然世を去った漫画家・坂口尚。現在は絶版※となってしまった傑作の呼び声高い短編集「12色物語」を新たな装いで復刻するプロジェクトです。

すすめているのは、マンガ作品保存会MOM代表杉浦和行さんです。 

手塚治虫が称賛した孤高の漫画家坂口尚作品の復刻出版をしたい!(マンガ作品保存会MOM代表杉浦和行) - クラウドファンディング Readyfor (レディーフォー)

49歳の若さで逝去した漫画家「坂口尚」の名作短編集 12色物語を復刊しようと企画しています。永年にわたる編集者のキャリアを通じ、「埋もれたマンガ作品」の多さを目の当たりにし、貴重な過去の名作が忘却されるがままであることにたいして深く憂慮をしてまいりました。このたびこのような状況に一石を投じるため、本団体を設立し、その事業の第一弾として絶版中の坂口尚の名作「12色物語」の復刻出版を目指すことになりました。

坂口作品の特徴は、豊かな詩情、圧倒的な画力、緻密な構成力などにありますが、とりわけ着目に値するのは、同じクリエーターの支持者が多いことではないでしょうか。手塚治虫たけでなく、大友克洋浦沢直樹貞本義行幸村誠など当代きってのクリエーターたちまでもが坂口作品への惜しみない賛辞を送っています。どこか求道者を思わせるような創作態度がクリエーターの共感を得ているものとわたくしたちは考えています。

 

プロジェクトが復刻をめざしている作品「12色物語」は、12の色をモチーフに紡がれる連作漫画*1です。

kani2205.seesaa.net

 

https://readyfor.jp/s3/readyfor-img/ckeditor_assets/pictures/212042/content_c2ca448d931523f898d4b4a229dc0f3833b087fe.png

 

日本が育んだ独特の文化を再評価する試み。先人の名作は次世代を担う人々の目に触れ彼らの手によって受け継がれるかけがえのない資産です。商業ベースと違ったアプローチで広がるところに、文化の受け手であるわたしたちの喜びが隠されているような気がします。 

*1:緑のイメージから「生」をテーマに描かれた「朝凪」、白のイメージから孤高の芸術家魂を記した「雪の道」、黄のイメージから牧歌的で軽やかな恋を顕わした「ひまわり畑」など