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チャンスはピンチだ。

響くアートの愛好家

制作に費やす時間と同じだけ、自分の作品を観察し、考え抜け

アートの言葉

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良い作品というのはゆっくり立ち上がるものです。作品の善し悪しは何時間も観察しないと正しく判断できません。制作の途中でたまに手を止めては一歩引いたところから自分の作品を見ることが重要です。作品を見た瞬間に受けた印象は決定的です。良い作品というのは、見た瞬間よりもじっくり見た時の方が得心がいくものです。どちらかがうまくいかない場合は、両方が満たされるまで試行錯誤を繰り返しましょう。

http://www.atarara.com/wp-content/uploads/2014/01/Ad-Reinhardt-c1.pngアド・ラインハート

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ブラックペインティング:
1951年頃から1957年に亡くなる迄の間作り続けた作品です。実際に作品の前に立つとブラック(黒)ではありません。黒に近い青、黒に近い青紫、黒に近い緑、黒に近い茶色がかすかに見え始めてきます。ある作品はではそれらの色の限りなく近く、全体が黒に近く見えたり青っぽい黒に見えたりします。またある作品では九つに区切られた碁盤の目がそれぞれ違う色に見えてきたり、真ん中の横ラインが帯状に浮かんできたりします。それらの色、形は見えたかなと思うとまた次第に見えなくなっていたり、逆にだんだん見えてきたりします。かすかな色の囁きは知覚できるかできないかの限界に近いのですが、確かにそこに存在する感覚があります。