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チャンスはピンチだ。

響くアートの愛好家

日曜美術館・海北友松 老いてますます自在

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宮内庁に収蔵されている「浜松図屏風」。絵師でありながら一流の教養人でもあった友松は宮中の人々の求めに応じます。金箔を施した松の浜辺。大胆な余白を持った友松らしい作品です。

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漁師たちが編みを干す風景を描いた「網干図屏風」 。宮中の人が愛でた四季の移ろいを一枚の屏風に描きました。宮中の人々との交流の中で、武家だけでは得られなかった新たな画風を開拓していったのです。

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その後も友松は次々と新しい開拓を続けていきます。壮大な伽藍を誇る妙心寺。友松はこの寺で念一回行われる重要な法要のために作品を描いています。

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現在水墨の襖が嵌っている部分に、友松の描いた金屏風を並べたのです。

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寺に残る記録をもとにその姿を再現しました。

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左の間に描かれたのは友松の作品の中でも最もゴージャスといわれる「花卉図屏風」。

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左席は大きく余白を用いた友松スタイル。湿気を含んだ苔に覆われた岩。枝をくねらせる梅の木が躍動します。

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一方、右席には新たなスタイルが試みられています。満開の牡丹は一つひとつの花の開き具合が描き分けられています。この時代の絵師としては珍しい、実際の写生に基づいたものと考えられています。

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そして右手の部屋では古典に新たな息吹を吹き込みました。

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中国の故事を題材にした作品「寒山拾得・三酸図屏風」 。通常このような作品で人物は厳しい表情で描かれます。

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ところが、描かれている人物はどこか軽やかです。おいてますます自在の境地に海北友松はたどり着きました。

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