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やまと尼寺 精進日記「皐月(さつき) 見て食べて 新緑づくし」

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万葉のふるさと、奈良県桜井市。急な山道を登ること40分の音羽山観音寺に、尼僧たち3人が暮らしている。新緑まぶしい5月は、山菜の最盛期!貴重な山ウドやウコギを、甘酢や酢味噌でさっぱり和え、素材の味を楽しむ。柏ならぬ、山に生えるサンキライの葉で包んだ餅も、この季節・観音寺ならではの味わい。里から届くのは「旬の花々」。生け花名人の住職が、シャクナゲやリキュウバイを華やかに生ける。

やまと尼寺 精進日記「皐月(さつき) 見て食べて 新緑づくし」

放送:2017年5月28日

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新緑の季節を迎えたお寺では何やら騒動が持ち上がっていました。

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地面に引っ掻いたような跡があります。野生の鹿がやってきて庭先を荒らしていったのです。

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庭には大切な草花が植えられています。

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鹿よけの柵をつくることにしました。

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作業が一段落したところで、春の味覚を探しにに行きます。

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後藤住職のお目当てはすくすく育ったウコギの若葉。

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高いところにある枝も、鹿は群れの力を利用して先のところまだも食べてしまうことがあるのだそうです。

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山菜狩りにはルールがあります。枝の節目にある若芽を残して先の方だけ摘みとります。若芽が伸びたら同じように芽だけ残して二回めの摘み取り。

f:id:tanazashi:20170602230553p:plainでもそれ以上摘むと木が枯れてしまうので回数制限するのが山の掟なのだとか。

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枝にトゲトゲがついた「サンキライ」は食材ではありませんが料理に欠かせない素材なのだそうです。

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調理開始。まずはウコギを片付けます。

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枝の先の方の新芽はアクが強いので湯がいてアクを抜き、酢味噌で和えます。

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根元の部分は細く切って調理します。

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副住職の慈瞳さんはサンショウを詰みます。

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すりこぎで伸ばすと・・・

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新緑の緑がまぶしいペーストができました。

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料理完成。

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この季節。お寺は急に華やかになります。f:id:tanazashi:20170602231854p:plain

部屋中が山野草の花で飾られます。

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住職が活けたものです。

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お勤めの時、ご本尊の前に飾られる居建てな生花も住職が活けたもの。

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「五段華」といって5つの色にそれぞれ世界観を見立てているのだそうです。

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一番上の白い花は風を意味します。

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さて、トゲトゲの「サンキライ」はなにに使うのでしょうか。

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サンキライの葉を使って団子をつくるのだそうです。

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上新粉でつくった生地であんこを包み、蒸し上げるとできあがり。

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午後のおやつにもってこいの春の味覚です。

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副住職の慈瞳さん。できたての団子を持って山を下ります。

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おめあては、麓に住む奥田先生の庭。

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奥田忠良さんは広大な土地に様々な花を植えています。

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つくったものは周りの人にも食べてもらうというのがお寺の流儀です。

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お花を頂いてしまいました。

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急いで持ち帰ると、

f:id:tanazashi:20170602233904p:plain住職が生花にします。

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緑と白にセイヨウシャクナゲま赤が彩りを添えます。

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f:id:tanazashi:20170602234106p:plainきょうもお仕事ご苦労様でした。

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ドクダミジュースは10の薬効があると言われています。体の中からも毒素を出さないとね。

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季節の力を頂いて尼寺の一日は終わります。

 

 

 

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