チャンスはピンチだ。

響くアートの愛好家

「夏の企画展 千一億光年トンネル」浜口陽三、奥村綱雄 、 Nerhol 、 水戸部七絵

独自の技法で銅版画に新しい表現を生み出した浜口陽三(1909~2000)。浜口陽三の作品を紹介する個人美術館かせ、東京・日本橋「ミュゼ浜口陽三・ヤマサコレクション」です。「夏の企画展 千一億光年トンネル」は、浜口陽三にちなみ、現在、未踏の表現を拓いて進む作家3人の作品を展示する展覧会です。

http://www.tokyoartbeat.com/media/event/2017/0BF2-620

 

www.yamasa.com

 

http://www.yukikokoide.com/exhibition/2012/20121101l.jpg

「夜警の刺繍」奥村綱雄*1勤務中 の待機時間にひたすら針を動かして、小さな布に1000 時間以上の 作業時間をかたむけます。これは膨大な時間の結晶か、あるいは 前衛演劇なのか。7200 時間分の不可思議な作品「夜警の刺繍」を 紹介します。

 

http://artscape.jp/report/curator/__icsFiles/artimage/2016/08/01/c002curator/1608_wm_03.jpg

「roadside tree」Nerhol*2レイヤーを用いた洗練された手法で、時間や存在のゆらぎを含んだ形を提示します。代表作は、3分間連続撮影した肖像写真を200枚重ねて彫刻を施した作品で、人の表層と内面に切り込みました。今回はこのシリーズの新作と近年作の「roadside tree」も加え、静かな思索空間を展開します。「Nerhol プロムナード」/「Nerhol Roadside tree」:キュレーターズノート|美術館・アート情報 artscape

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水戸部七絵は、顔をテーマに描くスケールの大きな最近注目の若手作家です。油彩絵具を時には一日100本以上を使って豪快に塗り重ね、崩れることも臆さずに匿名の顔を描きあげます。絵画として描いていますが、作品は立体さながらに盛り上がり、大胆な色彩と質感で迫ってきます。

 

*1:金沢美術工芸大学卒業後、自動車工場の工員やビルの警備員として働きながら、奥村網雄、大久村つなお、大久村綱夫などの名で作品を制作。1995年から、夜の勤務時間中に刺繍を始め、1996年、2001年、2009年にその成果を「夜警の刺繍」として発表。現在も続いている

*2:田中義久と飯田竜太によるアーティスト・デュオ