チャンスはピンチだ。

響くアートの愛好家

日曜美術館アートシーン6月18日

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1.開館40周年記念 奈良美智がつくる 茂田井武展 夢の旅人(ちひろ美術館

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会期:2017年5月19日~8月20日

戦後の混乱期の子どもの本におびただしい数の絵を描きながら、日本の絵本の隆盛期を待たずに早逝した茂田井武。その画業は大切に語り継がれ、後に続く多くの画家たちに影響を与えてきました。
茂田井が亡くなった3年後に生まれ、今まさに現代美術のアーティストとして世界的に活躍する奈良美智も、茂田井の絵に心ひかれるひとりです。本展では、奈良美智が今も「新しい」と感じる茂田井武の作品を選び、展覧会を構成します。「人に見せるための絵よりも、自分との対話のなかで生まれる絵にひかれる」という奈良は、20代の欧州放浪中に描かれた画帳や戦時中の日記、夢から生まれた絵物語、子どもの落書きのある絵など、折々の茂田井の内面が色濃く表れた作品を選んでいます。奈良美智の視点から、新たな茂田井武の魅力が開かれます。

 

2.没後70年 北野恒富展(あべのハルカス美術館

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会期:2017年6月6日~7月17日

金沢生まれの北野恒富は、画家を志して17歳で大阪へ来ました。「画壇の悪魔派」と呼ばれた初期の作品は妖艶さが漂っていますが、やがて内面表現を深化させ、ついには「はんなり」の画風に到達したのでした。没後70年を記念した、大阪初の大回顧展です。

www.aham.jp

3.家康の肖像と東照宮信仰(岡崎市美術博物館

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会期:2017年6月3日~7月17日

*コメント*http://www.city.okazaki.lg.jp/museum/exhibition/openexhibition/p021254_d/img/009.jpg

開催中の展覧会「家康の肖像と東照宮信仰」 | 岡崎市美術博物館ホームページ

4.現代日本画の精鋭展(茨城県天心記念五浦美術館)

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会期:2017年5月19日~7月9日

現代の日本画家は伝統的な表現を取り入れるだけでなく、従来の枠にとらわれない斬新な手法にも挑むなど、新たな絵画表現を求めて飽くなき探求を続けています。本展では現代を代表する画家による平成以降の日本画の優品を紹介いたします。
 写実に基づきながら優美な花鳥画を描いている那波多目功一や西田俊英。身近な自然を心象風景として昇華させている浅野均や松本祐子。国外に取材したエキゾチックな人物像が印象的な梅原幸雄や高橋天山。さらに、従来の日本画とは違った素材を取り入れた抽象的な作品を制作する岡村桂三郎や間島秀徳まで、紹介する画家と表現の内容は多岐にわたります。
 所属するグループや表現方法も違う日本画家たちの共演となる本展では、画家それぞれのエネルギーが込められた大画面の作品が並び、多様化する表現の魅力を示すものとなるでしょう。

www.tenshin.museum.ibk.ed.jp


 

5.FEEL THE Mucha HEART ~民衆のための芸術(デザイン)とチェコへの愛〜(青山アートスクエア)

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会期:2017年6月2日~7月2日

アルフォンス・ミュシャは19世紀末を代表する画家であり、アール・ヌーヴォー様式の巨匠のひとりとして日本でも幅広い人気を誇るチェコの商業デザイナーです。伊藤忠青山アートスクエアでは、国立新美術館とは異なるミュシャの商業ポスター等の作品をメインに「This is the Mucha Style!」、「デザイナーMucha の活躍」、「チェコへの愛」の3つのテーマに分けて、国内個人コレクター所蔵品を中心にデザイナーとしてのミュシャの活躍等をご紹介します。

www.itochu-artsquare.jp

6.六本木開館10周年記念展 神の宝の玉手箱(サントリー美術館

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会期:2017年5月31日~7月17日

本展は、このたび約50年ぶりに修理を行った国宝《浮線綾螺鈿蒔絵手箱(ふせんりょうらでんまきえてばこ)》(サントリー美術館蔵)を修理後初公開することを基点に、人々が生活の中で用いてきた手箱の姿を織り交ぜつつ、特別に仕立てられた手箱についてその魅力を特集するものです。特に、名だたる神社に伝わった手箱を、表着(うわぎ)、沓(くつ)、檜扇(ひおうぎ)などの服飾から、鏡、鏡台、硯箱などの調度(ちょうど)にわたる様々な神宝類と合わせて展示します。
また、このたびの修理等を通して知られた、名品手箱の手間を惜しまない複雑な技法の工程と高度な技をご紹介しつつ、近現代の名工が手がけたそれら手箱の模造を通して、輝きに満ちた制作当初の姿をご覧いただきます。

www.suntory.co.jp