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BIOMBO「屏風」の再発見

ポルトガル市内にある国立古美術館。中世から近世にかけてのポルトガルの絵画、彫刻、金属細工、家具など様々な美術品が展示されています。

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ここに安土桃山時代の日本で描かれた屏風が飾られています。

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狩野道味の作と言われる南蛮屏風。

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紙本金地着色の六曲一双の南蛮屏風は狩野内膳の作と伝えられています。

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プレートに記された「BIOMBO」の文字。「ビオンボ」と発音し、ポルトガル語スペイン語で「屏風」を意味します。当時日本では、南蛮貿易で輸出の品として屏風が盛んに海を渡り、西欧にもたらされたことを示しています。 

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屏風がたどった歴史や、もとめられてきた機能、とくに文化交流の側面で屏風が果たした役割を辿ると、絵画がその後の西洋文化に与えた意味が見えてきます。

 

海外に保存されている屏風が里帰りする展覧会が10月14日から開催されます。

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九州国立博物館が満を持して贈る「大航海時代」をテーマとする大規模な展覧会。エネルギーに満ちあふれた桃山美術の数々を楽しむとともに、グローバル化する社会の中で世界に誇るべき日本文化の豊かさをお確かめください。

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