チャンスはピンチだ。

響くアートの愛好家

開館60周年記念展 第五幕 応挙は雪松、呉春は白梅。

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江戸時代に生まれた円山派と四条派。

近しい関係にある2つの流派を紹介する展覧会です。

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円山派を築いた円山応挙

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写生を重視したリアルな表現で日本画の世界に大きな足跡を残しました。

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その弟子長沢芦雪

円山派の臨場感溢れる世界は大名家や豪商の人気を集めました。

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いっぽう、四条派の中心人物となったのが呉春。

与謝蕪村に俳句や絵画を習っていました。

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その後円山応挙に影響を受け、写生の要素を取り入れます。

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こちらも四条派。

情感ある画風が関西を中心に流行しました。

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逸翁美術館開館60周年記念展、第五幕は「応挙は雪松、呉春は白梅。」と題して催します。円山応挙が率いた円山派の画家達の作品、呉春に代表される四条派の作品を陳列し、同じ時代を駆け抜けた画家達が織りなす、華やかな京都画壇の魅力を紹介します。

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 けれども、円山四条派などといって、ともすれば一つとして語られがちな円山派と四条派。その二つの流派の違いは、一体どこにあるのでしょう。この展示では、著名な応挙の「雪松図屏風」(三井記念美術館、国宝)の習作とされる当館蔵の応挙「雪中松図屏風」と、呉春の代表作としてお馴染みの「白梅図屏風」(重要文化財)との対照を見所の一つとします。第五幕 雪中松図屏風R1

それとともに、それぞれの門人達の作品を集め、流派による志向の違いを際立たせてみようと思います。列品は、長沢芦雪筆「牡丹孔雀図」や呉春筆「秋夜擣衣図」(重要美術品)など、約50点を陳列いたします。

会場:逸翁美術館 

会期:2018年1月20日~3月11日