チャンスはピンチだ。

響くアートの愛好家

石川真生 大琉球写真絵巻

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沖縄で活動する写真家。石川真生の展覧会。
琉球王国時代から現代までの沖縄の400年を写真で綴ります。

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琉球王国時代の漁師・ウミンチュ。
様々な場面は石川独自の解釈で再現され、
友人や知人によって演じられています。

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追いつめられた日本兵と殺害された住民たち。
沖縄戦の悲劇を切り取った一枚です。

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普天間飛行場を宅配品でアメリカに突き返そうとする一家
ときにはユーモアをまぜて表現しています。

石川真生 大琉球写真絵巻

 米軍統治下の沖縄に生まれ育ち、基地近くの外国人バーで働く女性たちや米兵の姿を赤裸々に撮影して、写真家としてデビューした石川真生さんは、以後、沖縄で生きる人たちに熱い眼差しを向け、数多くの写真を撮り続けてきました。
 その石川さんが現在取り組んでいるのが「大琉球写真絵巻」のシリーズです。薩摩藩琉球侵攻から続く沖縄の苦難の歴史を学び、歴史上の場面を友人たちに再現してもらい創作写真として撮影するという手法で、沖縄戦や米軍の新基地建設問題にいたるまでの400年間の出来事を、怒りとユーモアを織り交ぜながら、全4巻、長さ120メートルに及ぶ壮大な絵巻に表現しています。
 昨年2月にはステージ4の新たながんが見つかりましたが、治療手術前に病を押して撮影し、最新作のPart4を完成。9月に那覇市民ギャラリーで完成披露の展覧会を行いました。本展は、石川さんを支える方々の協力により、沖縄以外では初めて、Part1からPart4まですべての「大琉球写真絵巻」を公開する貴重な機会となります(前後期展示替え制で2巻ずつ展示)。
 初日の2月10日には、石川さん本人が丸木美術館を訪れ、熱いトークを繰り広げてくださいます。ぜひこの機会に、沖縄の人たちの不屈の魂と抵抗の歴史を、全身で受け止めて下さい。

会場:原爆の図丸木美術館

会期:2018年2月10日~3月4日