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響くアートの愛好家

歌川国貞展 ~錦絵に見る江戸の粋な仲間たち~

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江戸時代。絶大な人気を誇った歌舞伎役者、五代目松本幸四郎を描いた役者絵。

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鼻高幸四郎と呼ばれたワシ鼻と、眉毛の上のほくろを特徴的に捉えています。

江戸時代後期を代表する浮世絵師・歌川国貞の作品です。

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人物をいきいきと描くことを得意とした国貞は、

生涯に渡って、役者絵の名手として名を馳せました。

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東寺のどの活気を感じられる歌川国貞の展覧会です。

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錦のように美しいと言われ、江戸の人々を熱狂させた錦絵。

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色鮮やかな多色刷りで刷られた木版画の浮世絵のことです。

職人たちの様子を歌川国貞は美人画に見立てて表しています。

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絵師が描いた下絵を元に、

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彫師や摺り師たちの技が支えていました。

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話題の錦絵を買い求めようと版元に通い詰める人々。

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東寺リ錦絵はファッション雑誌やアイドルのブロマイドのように

江戸っ子の暮らしに密着したものだったのです。

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役者絵と並び、歌川国貞が得意としたのが等身大の

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庶民の女性たちを描いた美人画です。

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画面いっぱいの鏡の中に女性の化粧姿を描いた大胆な構図。

粉白粉をまぶした刷毛で一心不乱に化粧の仕上げをする女性が描かれています。

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こちらは合わせ鏡で襟足に化粧を施す女性。

日常の何気ない一瞬を見事に捉えています。

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歌川国貞の画業の中でも絶頂期と言われる時期の作品です。

襦袢姿で行灯の灯心を掻き立てている女性。

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明かりにてp試打された顔や胸元がほの暗い室内との対比で、

よりつややかに映ります。

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「歌川国貞はまちに江戸の空気そのものを纏ってきた浮世絵師です。人間が好きだったと思います。

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等身大の女性たちの姿がとても鮮やかに描かれています。

その女性たちの髪型とか、ファッションとか。隅々まで見て

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当時の女性たちの日常の生活を感じ取っていただければと思います」

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www.seikado.or.jp

会場:静嘉堂文庫美術館

会期:2018年1月20日~2月25日、2月27日~3月25日