チャンスはピンチだ。

響くアートの愛好家

生誕110年 人、鶴岡政男

f:id:tanazashi:20180307232801p:plain

 

画家、鶴岡政男は、戦前戦後を通じ前衛的な作品を描き続けました。

小鳥に愛情を注いでいる少女。

鶴岡の長女をモデルにガラスに描きました。

f:id:tanazashi:20180307232907p:plain

戦後、苦しい生活の中で魚を描いた作品。

当時はどの家も食糧難でした。

f:id:tanazashi:20180307232944p:plain

家族で出かけた魚釣り。

どこか滑稽な魚達が食卓を賑わせます。

鶴岡の表現は立体制作にも及びます。

f:id:tanazashi:20180307233015p:plain

おどけた雰囲気のある素焼きの彫刻。

戦争や貧困がもたらす生活の中で、

絶えず人そのものを見つめました。

抽象の中にユーモアもある作品たち。

f:id:tanazashi:20180307233047p:plain

 

特集展示 生誕110年 人、鶴岡政男 | 高崎市

f:id:tanazashi:20180307121608j:plain

 群馬県高崎市出身の画家、鶴岡政男(1907-1979)は、戦争体験や友人である靉光あいみつ)、松本竣介の死の影、みずからの生活苦の中、絶えず人をみつめ、人そのものを描き続けました。1930年代より日本近代、さらには同時代美術を鋭いまなざしで射抜きながら、鶴岡自身の心の影や身体をありありと想像させる油彩を残しました。また1961年以降制作したパステルは、「動きの中にリアリティを把握する」と語る目と手と心が刻まれ、ときに色鮮やかで温かくユーモラスな表情をみせながら、一筋縄ではいかない鶴岡その人の真実を宿します。鶴岡政男がみつめ続けた「人」とは、そして人の光と影を描き出した「鶴岡政男」とは、いったい…。


本展では平成29年2月の生誕110年を記念して、当館コレクション、県内美術館の300点を越える鶴岡作品コレクションなどから、油彩34点、パステル17点、素描38点、さらには立体など9点、計98点をご紹介します。

http://www.city.takasaki.gunma.jp/docs/2017122400012/files/04yorunokishi1.jpg

同時に戦時下にあっても純粋な制作発表を続けた「新人画会」からの友人たちや、鶴岡に立体制作の手ほどきをした木内克(きのうち よし)など、鶴岡を取り巻く同時代作家たちとのかかわりにも触れ、内と外から鶴岡の深層に迫ります。

会場:高崎市美術館

会期:2018年2月10日~3月25日