チャンスはピンチだ。

響くアートの愛好家

「目 非常にはっきりとわからない」【アートシーン】

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目 非常にはっきりとわからない

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森の中に静かにたたずむ湖。

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そっと足を乗せてみると湖面を歩くことができます。

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湖そっくりに作られたアート作品なのです。

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巨大な顔が空に浮かんでいます。

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誰なのか。何のためなのか分からず人々は驚いたり笑ったり。時には感動したり。

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街そのものが劇場になったようです。

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こうした大規模なインスタレーションによって現実世界の不確かさを追求し続けているので現代アートチームの目です。

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彼らの新作が公開中と聞いて早速美術館を訪ねました。

しかし受付のある一階では壁や柱にビニールが貼られ、梱包された資材が置かれたまま。

今回の作品について聞いてみました。

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「ネガティブケイパビリティっていう言葉がありまして、それは分からないものを分からないまま受け入れる能力っていう意味なのですけども、分からないものを分からないまま受け入れるっていう状況を作ることによって、私たちが存在してるって事を考えたり感じたりすることに繋がるんじゃないかなと思って、そういうことを思って考えた作品です」

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「いつも大事にしているのは、作ってないを目指して作る。ゴールが作ってない状態に見えるようになるように作るということをいつも大事にしています」

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ご覧頂いたのはほんの入り口。この前に不思議な体験が待っています。千葉市美術館で12月28日まで。

 

会場:千葉市美術館

会期:2019年11月2日~12月28日

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「金文―中国古代の文字―」【アートシーン】

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金文―中国古代の文字―

3000年前の中国で生まれた古代文字。金文。その魅力を紹介します。

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古代中国では、儀式や祭司の際に青銅器が用いられました。こちらの器もそのひとつ。

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蓋の内側には政策の背景が力強い文字で記されています。

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秤に使用された重りの権。秦の時代のもので、表面には秦篆という篆書体が用いられています。

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重量は8斤。わかりやすく浮き彫りになっています。

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漢字の祖先といわれる金文の世界を紹介します。東京六本木の泉屋博古館分館で12月20日まで。

 

会場:泉屋博古館分館

会期:2019年11月9日~12月20日

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「瀧口修造/加納光於 《海燕のセミオティク》2019」【アートシーン】

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瀧口修造加納光於
海燕セミオティク》2019

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詩人で評論家の故瀧口修造

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実験的な版画と油彩で知られる加納光於

互いの創造性に共鳴しあった二人の作家の展覧会です。

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加納の出発点は金属板を用いたモノクロームの版画でした。

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滝口は加納と出会って以降、紙に絵の具を垂らし別の紙を押し付けるデカルコマニーの制作に没頭して行きました。

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滝口の死後、今度は加納が色彩を追求するようになります。

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絵の具をキャンバスに流し、フィルムを近づけて静電気の力で絵の具を操った作品です。

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加納の最新作も紹介します。富山県美術館で12月25日まで。

 

会場:富山県美術館

会期:2019年11月1日~12月25日

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「アイヌの美しき手仕事 柳宗悦と芹沢銈介のコレクションから」【アートシーン】

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アイヌの美しき手仕事
柳宗悦と芹沢銈介のコレクションから

民芸運動の提唱者たちが注目したアイヌの工芸品。

その手仕事の魅力に迫る展覧会です。

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これは儀式の際に使うイクパスイという道具。

人間の言葉はそのままでは神に伝わりませんがこのイクパスイを介することで、祈りが神に届くと言われます。

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木製のタバコ入れ。

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紋章のような文様は鹿の角細工してはめ込んだといいます。

飴色になった表面。

丸みを帯びた角。

暮らしの中で大切に使い込まれたことがわかります。

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札幌市の北海道立近代美術館で来年1月13日まで。

 

会場:北海道立近代美術館

会期:2019年11月19日~2020年1月13日

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日曜美術館「写真家・奈良原一高」

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戦後の写真表現を切り開いた奈良原一高

1950年代後半、極限状況にある生を見つめる「人間の土地」「王国」などのシリーズによって、戦後日本の新しい写真表現を切り開きました。

池田満寿夫、靉嘔ら新鋭画家のグループ「実在者」に参加。池田龍雄河原温といった芸術家や瀧口修造らとも交流を深めました。

自らのアイデンティティと真摯に向き合い、独創的な作品を生み出します。

その孤高ともいえる表現に迫ります。

【司会】小野正嗣,柴田祐規子

 

日経おとなのOFF 2020年 絶対に見逃せない美術展(日経トレンディ2020年1月号増刊)
 

日曜美術館「写真家・奈良原一高

放送日

2019年12月15日

 

取材先など

 

放送記録

av98ingram.wpblog.jp

 

書籍

 

奈良原一高のスペイン―約束の旅

奈良原一高のスペイン―約束の旅

  • 作者:奈良原 一高
  • 出版社/メーカー: クレヴィス
  • 発売日: 2019/11/29
  • メディア: 大型本
 

 

 

王国 Domains

王国 Domains

 

 

 

HUMAN LAND 人間の土地

HUMAN LAND 人間の土地

 

 

 

太陽の肖像:文集

太陽の肖像:文集

 

 

 

奈良原一高写真集 時空の鏡

奈良原一高写真集 時空の鏡

  • 作者:奈良原 一高
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2004/05/20
  • メディア: 大型本
 

 

 

展覧会

www.setagayaartmuseum.or.jp

 

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「川上不白 生誕三百年 江戸の茶の湯」【アートシーン】

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川上不白 生誕三百年
江戸の茶の湯

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千利休が確立した茶の湯

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その流れを汲む千家流の茶を江戸に広めた人物をご存知でしょうか。

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川上不白

紀州武家の家に生まれの国江戸の感性を取り入れた新しい茶の道を切り開きました。

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その茶人としての実像に迫る展覧会です。

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「今掛け軸になっている番付があります。

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当時はお茶が大変流行してたと思うんですけれども、茶人の有名所を番付に書いたものなんです。相撲の番付と同じように。

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東の大関川上不白という人がいるんですけれども、不白が非常に流行っていたっていうことを示すものだろうと思うんですね」

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川上不白は16歳の頃京都へ登り、表千家で修行に励みました。師匠の教えと自らの解釈を書き留めたのがこの書物です。

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その後師匠の命を受け、不白は江戸で千家流の茶を広めていきました。

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これは職人に作らせた夏目。修行時代に見て感動した鶏頭の絵。

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夏目の側面から蓋表にかけて描かせました。

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晩年の作品ではユーモラスな表現も。こちらは鶴と亀を表した茶碗。一双ではありますが茶碗の形が異なります。

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亀のなんとも可愛らしいこと。

「55歳で引退してその後に自由に作陶を行い、

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江戸らしい何か洒脱なところのある絵を書き、文字を置くというところが皆に支持されてきたと思うんですね」

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不白が生んだ江戸の世の魅力を探る展覧会。

東京南青山の根津美術館で12月23日まで。 

 

会場:根津美術館

会期:2019年11月16日~12月23日

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「オランジュリー美術館コレクション ルノワールとパリに恋した12人の画家たち」【アートシーン】

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オランジュリー美術館コレクション
ルノワールとパリに恋した12人の画家たち

世界中の人々に愛され続けているオランジュリー美術館の絵画コレクション。

ルノワールセザンヌ、モネ、ピカソなど69点の名作が日本にやってきました。

オランジュリー美術館といえばモネ。

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印象派を代表する画家が描いたセーヌ川です。

鮮やかな緑色のもっと鏡のように風景を映し出す水面。

光の反射により表情を変える様にひかれモネは船を改造した水上アトリエでこの絵を描きました。

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りんごでパリを征服すると豪語したセザンヌ静物画です。

木箱の蓋の上に並べられた赤やオレンジの果物と、半分だけ覗いている皿。

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箱につけられた金具が画面全体のバランスを保っています。

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独学で幻想的な絵を書き続けたルソー。切り絵を貼り付けたように平面的な人物。

コラージュの手法に通じるものと言われています。

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花嫁が空中に浮かんでいるように見えるのもルソーの狙いなのでしょうか。

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重厚な裸婦像。

キュビスムを経て新古典主義と呼ばれた頃のピカソの作品です。

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古代ギリシャやローマの彫刻などに影響を受けたピカソは太い手足を持つどっしりとした女性を多く描いています。

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人の身長ほどもあるこの作品は特に迫力があります。

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オランジュリーのコレクションの中でも充実しているのがルノワール

代表作のピアノを弾く少女たちです。

伸びやかで柔らかい筆使い。

ピアノの音色や少女たちの声が聞こえてくるようです。

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ルノワールは同じ構図で度々描きましたが、晩年まで手元に置いたのがこの一枚でした。

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コレクションを築いたのはポール・ギヨームという画商とその妻ドメニカでした。

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「ポール・ギョームは自動車の修理工から画商になった人物です。やがて自分自身のコレクションを築くようになり、それらを公開するために自邸を美術館にしようという構想を持ちました。

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そしてそのコレクションを引き継いだのが妻のドメニカです。彼女は自分の趣味でコレクションに手を加え、それらがオランジュリー美術館に収められたということです」

さらにギョームは才能ある画家を発掘し支援を続けました。

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その一人がユトリロです。

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もう一人がモディリアーニ

これはモディリアーニが描いたギョームの肖像です。

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右上にはステラマリスという文字が書かれています。

海の旅人達の保護者である聖母マリアを意味する言葉です。

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画家がギョームに寄せた大きな信頼が伺います。

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フランス近代美術の傑作が一堂に会します。神奈川県の横浜美術館で来年1月13日まで。

 

会場:横浜美術館

会期:2019年9月21日~2020年1月13日

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