チャンスはピンチだ。

響くアートの愛好家

アートシーン・平山郁夫 没後10周年記念展 前編『群青の世界』

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平山郁夫 没後10周年記念展
前編『群青の世界』

夜空に浮かぶまんまるお月様。月光を際立たせるのは画面いっぱいに広がる青い色。群青の世界を描いた平山郁夫の展覧会です。戦後の日本画壇ほ代表する画家平山郁夫シルクロードの風景画が代表作です。その平山のまだ知られざるジャンルの餌が残っていたのです。それが月刊の文芸雑誌「海」の表紙絵です。平山がこだわったのは四季折々の花鳥風月。その美しさを群青色との対比によって際立たせたのです。郡青の世界。

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山梨県平山郁夫シルクロード美術館で9月10日まで。 

 

会場:平山郁夫シルクロード美術館

会期:2019年3月9日~9月10日

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アートシーン・小金沢健人展 『Naked Theatre -裸の劇場-』

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小金沢健人
『Naked Theatre -裸の劇場-』

横浜中華街の近くにある神奈川芸術劇場で新たな試みが行われています。扉を開けてみるとそこは日常とは切り離された別世界が広がります。この会場自体が一つの作品です。現代アーティスト小金沢健人が手掛けるネイキッドシアター。裸の劇場です。劇場と言いながら舞台も観客席もなく俳優もいません。それが裸の劇場と名付けたわけです。会場内には煙が満ち溢れ、先の見えない不思議な世界に飲み込まれます。様々な角度から急に照らされるライト。美しい光の帯がいたるところに現れます。この劇場の作者小金沢健人。これまで映像作品や会場の一部分に映像を投影するインスタレーションを発表してきました。作品のモチーフとなっているのが煙です。「煙っていうものの形が捕らえられなくて。うまく形を止めとくことができずに消え去ってしまうっていうところが非常に自分が好きなとこなんですね。きた人の年恰好とか服装とかそういったディティールが分からずにみんなシルエットとかになってしまうんですよね。それを見ているとここにいる人がみんなが登場人物のような感じがするんですね」。

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神奈川芸術劇場で5月6日まで開かれています。 

 

会場:神奈川芸術劇場

会期:2019年4月14日~5月6日

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アートシーン・浜田知明回顧展 忘れえぬかたち

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浜田知明回顧展 忘れえぬかたち

去年7月100歳の生涯を閉じた版画家・彫刻家の浜田知明の回顧展が開かれています。東京美術大学卒業後に召集され、中国で5年の兵役体験をした浜田。

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銃の引き金に足をかけ銃口を首に押しつけ死ぬ覚悟を決めた兵士の一瞬を描きました。要塞の中で自殺をした兵士がモデルになっています。

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顔はなぜか平面的で目からは涙が。浜田は最後まで顔を具体的に書くか迷いその現実の酷さからこの形になったと言います。浜田の作品は戦争の体験が大きく影響しているのです。これは兵隊になりたての自分自身を芋虫になぞらえて描いたもの。人間扱いをされず芋虫程度だと感じた体験をもとにしています。浜田知明の忘れえぬかたち。

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熊本県立美術館で5月26日までです。
 

 

会場:熊本県立美術館

会期:2019年4月17日~5月26日

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アートシーン・女・おんな・オンナ ~浮世絵にみる女のくらし

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女・おんな・オンナ
~浮世絵にみる女のくらし

髪の毛を両手で掴み、口には櫛を咥える。江戸時代の女性が髪の毛をまとめる様子を描いた浮世絵です。真剣な表情に当時の髪結いがいかに大変なものだったのかが伺えます。江戸時代の女性の日常を描いた浮世絵の展覧会です。何かを嬉しそうに見つめる若い娘。視線の先には見栄を切った歌舞伎役者の絵。いわば当時のブロマイドです。憧れの役者に恋い焦がれる乙女心は現代の女性と同じ。キュンとしますね。うねる波が押し寄せる海岸。母は赤ん坊おんぶし姉と弟は大はしゃぎ。母の視線の先にはたくさんの漁船が浮かび、潮を吹くクジラを漁ろうと奮闘しています。漁師の夫の帰りを待ちわびているかのような心情が伺います。そして会場内の一角には、ある絵がまとめて飾られています。それは男女の営みが描かれた春画です。江戸時代。男女の仲はおおらかで開放的だったと言います。

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こちらはホトトギスが飛ぶ春。2階の窓辺で睦み合う男女を描いた浮世絵です

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渋谷区の松濤美術館で5月26日まで。会期中に展示会があります。 

 

会場:渋谷区立松濤美術館

会期:2019年4月6日~5月26日

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アートシーン・志村ふくみ展 -滋賀県立近代美術館コレクションを中心に-

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志村ふくみ展
-滋賀県立近代美術館コレクションを中心に-

絹糸を織って生まれる紬織。人間国宝の染色家・志村ふくみの制作風景。94歳を迎えた今もなお制作に励む志村の展覧会です。作品の魅力はなんといってもその色彩。紫色の濃淡のグラデーションによる色使いは彼女ならではです。こうした色合いを出すために野山から採取した草木で絹糸を染めることにこだわってきました。そこには自然の色を織物で再現したいという思いがあります。

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茨城県近代美術館で6月2日までその後巡回します。
 

 

会場:茨城県近代美術館

会期:2019年4月6日~6月2日

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アートシーン・百年の編み手たち -流動する日本の近現代美術-

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百年の編み手たち
-流動する日本の近現代美術-

 力強い筋肉質の体に毛皮をまとった坊主頭のフォルム。実はこれ鬼の姿を描いたものです。有島生馬は日本の鬼と西洋美術で描かれるサタン。いわゆる悪魔を融合させました。20世紀の日本の芸術家たちの特徴である融合性・多様性を見せる展覧会です。1900年以降。西洋美術の表現や手法を生かしながら画家たちは二つの違う要素を組み合わせる試みを始めました。例えば写実的なカニと抽象的な模様を組み合わせる試み。江戸時代の浮世絵に象徴される過去とこの絵が書かれた1948年当時の現在を組み合わせた作品。作家たちに共通するのは違う要素を融合させて芸術作品を生み出そうとするものでした。画家・朝倉摂の作品。日本古来の屏風を用い現代的な主題を書いた立体感ある作品です。背景に描かれたのは建設中の東京タワー。その前に佇むのは米軍兵と日本人の間に生まれた子供達。戦後欧米に追いつけと高度経済成長をし始めた日本。子供達は日本と西洋の融合を象徴する存在として描かれました。戦争の痛手から回復しようとする当時の混沌とした躍動感が溢れています。「日本の近代というのは西洋からの様々な新しい要素をというのが次々に入ってくる中でいかに選択していくか。そこが非常に意識的に選択洗濯していくというそこが創作活動の非常に重要な手段の一つであったかと思います」。百年の編み手たち。

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江東区東京都現代美術館で6月16日まで。

 

会場:東京都現代美術館

会期:2019年3月29日~6月16日

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日曜美術館「京都の大宇宙 東寺」

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京都・五重塔で有名な東寺。

1200年続く神秘の祈り!日本で生きる全ての人と関わる“秘儀”を8Kで初めて撮影。

さらに空海×生命科学で見えてくる壮大な仏の宇宙とは?

空海が最後に行った壮大な“秘儀”が、明らかに!それは「後七日御修法(ごしちにちみほ)」。

高精細8Kカメラが映し出したのは、全宇宙を表す巨大な曼荼羅(まんだら)が掲げられたお堂で、僧侶が生きとし生けるものすべての幸せを全身全霊で祈る姿だった。

さらに、東京国立博物館で開催中の「東寺展」を紹介。

国宝の仏像ひしめく立体曼荼羅の中に入る不思議な感覚とは?

空海の壮大な宇宙を生命科学の視点で見ると驚きの発見が!

【ゲスト】生命誌研究者…中村桂子,【司会】小野正嗣,柴田祐規子

日曜美術館「京都の大宇宙 東寺」

放送日

2019年4月28日

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京都のシンボル五重塔がいつも変わらず迎えてくれる東寺にやってきました。

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ひしめくように並び立つ国宝揃いの仏像は東寺の顔。国宝の数はなんと81点にものぼります。そんな美の宝庫、東寺には秘められた顔があります。

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年に一度ごく限られた者しか見られません。

f:id:tanazashi:20190504195337p:plain毎年正月が終わる頃。僧侶達がゆっくりと向かうのは寺の片隅に立つお堂。

ここで1200年前から続くある儀式が行われているのです。

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後七日御修法。

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選ばれた僧侶以外一切入ることが許されない秘儀中の秘儀。

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東寺のそこに込められた壮大な祈りとは。

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東寺は平安京に都が移った時、国を守る寺として朝廷によって建られました。823年時の嵯峨天皇はある人物に授けます。

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その人に会うため人々は毎日東寺にやってきます。

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弘法大師空海です。日本が天災や疫病などに見舞われた時代に新しい仏教を切り開きました。

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僧侶が運んできたのは空海の食事。今も空海は生きている。365日欠かさず食事が捧げられます。空海は835年この国と人々を思い特別な儀式を始めました。それが後七日御修法です。

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かつては天皇のいる宮中で行われていましたが、今では灌頂院がその舞台となります。毎年1月8日から7日間。全国から選ばれた真言宗の15人の僧侶が行います。選ばれなければ秘儀の様子を目にすることは一切許されません。

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五大尊は儀式の間 邪気や魔物が堂内に入ってこないよう守ってくれる存在です。

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一見すると恐ろしい姿。よく見ると衣には金や銀などの繊細な装飾。

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截金が施され、五大尊の力をさらに輝かせています。

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これらの像は儀式のときに掲げるために修復や復元によって1200年の間大切にされてきました。

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外界から隔たれた聖なる空間で僧侶達は儀式に臨みます。秘儀を行う間。僧侶たちは全宇宙を表す存在に包まれます。空海が中国・唐からもたらした新しい仏教、密教の世界。人知では計り知れない力を祈りによって体格し仏と一体になる神秘的な教えです。

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全宇宙を表したとされるのがお堂に掲げられていた図像。胎蔵界曼荼羅です。曼荼羅密教の教えを示す最も大切なもの。

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鮮やかな赤と金に包まれ、中心にいるのが全宇宙を司る大日如来です。密教では大日如来も最高の存在として信仰します。

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大日如来を取り囲むように描かれているのは400もの神や仏たち。全て大日如来が姿を変えたものです。

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よく見るとなんとも不思議な神や仏ばかり。

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髭を生やした痩せた老人は火の神。

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ストレッチしているようなこの方は流れ星。そして最も異様な光景がこちら。

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血を飲み人肉を貪り喰らう痩せこけた餓鬼たちの姿。輝く星から死の世界まで全てを大日如来の慈悲として受け止める。それが密教の教えです。

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胎蔵界と対になるもう一つの曼荼羅金剛界曼荼羅。九つに区切られています。それは心の世界を表したもの。悟りに到達するための様々な段階が表されているといいます。

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森羅万象全てを呑み込む宇宙と悟りを求める心の世界。その二つが響きあう中で行われるのは密教最高の儀式・後七日御修法なのです。

 

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こうした密教の真髄が日本に伝わっているのはひとえに空海の命がけの旅路があったからこそ。空海は31歳の時、仏教を深く学ぶため遣唐使船に乗り込みます。やっとの思いでたどり着いた中国長安で出会ったのが密教の師として尊敬されていた恵果です。

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恵果は数多くいる弟子の中で一人空海に当時最先端の仏教だった密教のすべてを授けます。

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そして正式な継承者の証となる品々を空海に持たせたのです。空海は全てを東寺へ収めました。

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密教の儀式を行う際に欠かすことのできない祈りの道具。先が五つに割れた不思議な形をしているのは五鈷杵です。信仰を妨げる魔物や煩悩を打ち砕く武器がその始まりだと言われています。

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一方仏を供養し喜んでいただくための音色を鳴らす五鈷鈴。これらは実際に空海が手に取ったもの。今も後七日御修法で使われます。まさに空海の息吹を伝える貴重な品なのです。

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密教を日本にもたらした空海やがて東寺に前代未聞のものを作り上げました。

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それはこの講堂の中。長さ35 M。 その中に全部で21体の仏像が互いに響きあうように安置されています。

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立体曼荼羅です。曼荼羅からすっくと仏たちが立ち上がったかのよう。命あるすべてのものを救おうとする様をよりリアルに伝えるため空海曼荼羅を立体にして表しました。空海はこの空間を曼荼羅の宇宙に見立てたのです。居並ぶ仏像のほとんどが一本の木から彫った一木造り。どの仏像をどこに配置するか経典を踏まえながら空海が独自に発想したと言われています。

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中央に鎮座する大日如来。その高さおよそ3メートル。大きな右手は仏左手は人々を表し仏と人の結びつきを象徴しています。仰ぎ見ればまばゆい太陽のような神々しい光を放っています。光背に浮かび上がるのは37体もの小さな仏。30 cm に満たない仏たちもまた命あるものを全てを救うために生み出された大日如来の化身です。立体曼荼羅の中でひときわ異様な気配を放つのが怒りに満ちた明王。怒りに満ちた仏像は空海が初めて登場させました。剣で人々の煩悩をバッサリと断ち切る不動明王。手に力を込め仏に背く者がいればすぐさま剣を振りかざさんばかりに目を光らせています。すべては慈悲の心に基づき力づくで人々を救うため。さらにはメラメラと揺らめく激しい炎で煩悩を焼き尽くします。手足に無数の蛇を絡めた軍茶利明王。激しく揺らぎながら逆立つ髪の毛怒りのエネルギーがほとばしります。仏の敵を呪い殺す力を持つといわれる大威徳明王。あらゆる方向に睨みを利かせる牙を剥いた六つの顔。一斉に怒声を上げているかのようです。仏像は穏やかなものというイメージを覆し、恐ろしい仏の力までも取り入れた空海。あらゆる存在が一つに調和した祈りの場を作りました。そんな空海が若い頃から夢中になっていたこと。それは自然の中に身を置き、心を研ぎ澄ませることでした。空海が修行したという徳島の山の中。今でも僧侶になるための修行のひとつとして空海の聖地を訪ねてみます。この絶壁の上で空海が学んでいたとされるのは虚空蔵求聞持法という修行。秘密の言葉信号を100万回唱えると超絶の記憶力が身に付き、どんな経典も覚えられるのだとか。この近くの四国香川で生まれたという空海山岳信仰の修験者たちと共に霊気漂う山々を駆け巡っていたと伝わっています。京都神泉苑。ここに空海の伝説が残されています。干ばつに見舞われた824年。神泉苑で雨乞いの祈祷した空海は水の神善女龍王を招き見事雨を降らせたと言われています。庭園の池に浮かぶ社には空海が招いた善女龍王が今も大切に祀られています。社の隣の井戸。ここから汲み上げた水は毎年あの後七日御修法で使われています。僧侶たちの祈りによって聖なる水として力を宿すのです。空海が体得した自然や宇宙とひとつにつながる力。それは今も息づいています。

取材先など

 

 

blog.kenfru.xyz

 

放送記録

av98ingram.wpblog.jp

 

書籍

展覧会