僕だけがいない街 第07話
警察に連行される悟は群衆の中に「帽子の男」の姿を見た。「終われない…俺にはまだやらなきゃならない事がある…」、彼の祈りは奇跡を呼ぶ。再び過去に戻った主人公を親友が励ますシーン。心に余裕が無くなっていた故の過激な行動をたしなめたのは、数日間悟を監視していたケンヤでした。友情というキーワードが今回の柱です。
雛月の傷に俺はずっと気づいていたんだ。だけど、何もできなかった。
俺はいつもこうして人のことを引いて見ている。なのに、その俺の目の前で、おまえは踏み込んでいった。
俺にはまるでこうやるんだという「意思」が悟に入り込んで、俺を叱ったように思えたんだ。
悟。おまえは何者なんだ。
監督:伊藤智彦*1
脚本:安永豊 *2
正義の味方は、結果が出てからなれるというものじゃないよ。おまえはもうなっている。