人生に好不調の波はつきものです。好調なときは仕事もはかどり、やることなすことすべてうまくいく気になります。反対に不調なときは何をやっても裏目に出て自分を見失うことがよくあります。
しかし好調なときはえてして仕事に夢中になりがちです。新しい展開を集中的に考える余裕が出てこなくなりがちで、ちょっとした不注意が躓きのもとになることもあります。うまくいくという自信が慢心に変わり、自分を変えてゆくことに消極的になるからです。
落ち込むときややる気がないときこそ「ピンチはチャンス」です。「これまで通りのやり方ではダメだ、自分が変わらないと」と、新しいモチベーションが生まれたら儲けものです。これこそが、ピンチをチャンスに変えるという飛躍のチャンスだからです。やる気のないときが「モチベーション再構築のチャンス」なのです。
低迷期を楽しみ、「人生にはピンチはない。チャンスばかりだ」と考えられる人が成功への確率を高くするのでしょう。