- 11「ゴールドマン コレクション これぞ暁斎! 世界が認めたその画力」Bunkamura ザ・ミュージアム 2017年2月23日(木)~4月16日(日)(終了しました)
- 12「北斎とジャポニズム」国立西洋美術館 2017年10月21日~2018年1月28日
- 13「雪村-奇想の誕生-」東京藝術大学大学美術館 本館 展示室 2017年3月28日(火)- 5月21日(日)(終了しました)
- 14「開館120周年記念特別展覧会 海北友松(かいほうゆうしょう)」京都国立博物館 平成知新館 2017年4月11日 ~ 2017年5月21日(終了しました)
- 15「興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」」東京国立博物館 2017年9月26日(火) ~ 2017年11月26日(日)
- 16「長沢芦雪展」愛知県美術館 2017年10月6日〜2017年11月19日
- 17「草間弥生 わが永遠の魂」国立新美術館 2017年2月22日(水)- 5月22日(月)(終了しました)
11「ゴールドマン コレクション これぞ暁斎! 世界が認めたその画力」Bunkamura ザ・ミュージアム 2017年2月23日(木)~4月16日(日)(終了しました)
河鍋暁斎(1831-1889)は、時代が大きく揺れ動いた幕末から明治を生きた絵師です。幼い頃に浮世絵師の歌川国芳に入門したのち、狩野派に学び19歳の若さで修業を終え、さらに流派に捉われず様々な画法を習得しました。仏画から戯画まで幅広い画題を、ときに独特のユーモアを交えながら、圧倒的な画力によって描き上げた暁斎。本展は、世界屈指の暁斎コレクションとして知られるイスラエル・ゴールドマン氏所蔵の作品によって、多岐に渡る暁斎作品の全体像を示します。
12「北斎とジャポニズム」国立西洋美術館 2017年10月21日~2018年1月28日
13「雪村-奇想の誕生-」東京藝術大学大学美術館 本館 展示室 2017年3月28日(火)- 5月21日(日)(終了しました)
首の骨が折れるくらいに仰ぎ見る顔から、斜め上に向かってピンと伸びる長いヒゲ。足元を見れば、ギョロッとした目つきの龍。「呂洞賓図(りょどうひんず)」に描かれる場面は、何から何までありえません。
この作品を描いたのは、戦国時代の画僧、雪村周継(せっそんしゅうけい)です。武将の子として生まれながら出家して画業に専心した雪村は、故郷である茨城や福島、神奈川など東国各地を活躍の場としました。その生涯は未だ謎に包まれていますが、ひときわ革新的で、また人間味あふれる温かな水墨画を描き続けた、ということだけは確かです。雪村の作品は江戸時代の尾形光琳らを魅了し、狩野芳崖ら近代の画家たちへと受容されたのでした。この展覧会は、雪村の主要作品約100件と関連作品約30件で構成される最大規模の回顧展です。雪村の「奇想」はどのようにして生まれたのか、その全貌に迫ります。
14「開館120周年記念特別展覧会 海北友松(かいほうゆうしょう)」京都国立博物館 平成知新館 2017年4月11日 ~ 2017年5月21日(終了しました)
海北友松(1533~1615)は狩野永徳や長谷川等伯と並び称される桃山画壇の巨匠です。近江浅井家の家臣の家に生まれた彼は、若年を東福寺で過ごしましたが、主家や兄たちが信長に滅ぼされるに及び、還俗して狩野派の門を敲き、画の道に進んだと伝えられています。いま遺る作品のほとんどは狩野派から独立して以後の晩年期(60歳以降)のものですが、鋭い筆遣いが駆使された気迫溢れる水墨画や詩情豊かな大和絵金碧画などは、ほかの誰の作とも似ていない、まさに友松ならではのものといえましょう。この展覧会では、晩年期の代表作はもとより、数少ない初期作や新発見・初公開の作品、さらに諸人との幅広い交流の跡を物語る書状や文書類などを数多く展示し、83年にわたる友松の生涯を振り返ります。
www.kyohaku.go.jphermitage2017.jp
15「興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」」東京国立博物館 2017年9月26日(火) ~ 2017年11月26日(日)
日本で最も著名な仏師・運慶。卓越した造形力で生きているかのような現実感に富んだ仏像を生み出し、輝かしい彫刻の時代をリードしました。本展は、運慶とゆかりの深い興福寺をはじめ各地から名品を集めて、その生涯の事績を通覧します。さらに運慶の父・康慶、実子・湛慶、康弁ら親子3代の作品を揃え、運慶の作風の樹立から次代の継承までをたどります。
16「長沢芦雪展」愛知県美術館 2017年10月6日〜2017年11月19日

もっと知りたい長沢蘆雪 (アート・ビギナーズ・コレクション)
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17「草間弥生 わが永遠の魂」国立新美術館 2017年2月22日(水)- 5月22日(月)(終了しました)
世界を舞台に活躍する前衛芸術家、草間彌生。
1950年代後半に単身ニューヨークに渡って以降、絵画、彫刻、インスタレーション、映像、
さらには小説や詩に至るまで、広範な活動を展開してきました。デビュー以来一貫して
時代の最先端を走り続け、今もなおその創作意欲はとどまるどころか、さらに加速しています。
近年では欧米、中南米、アジア、そして日本など世界各地で大規模な個展を次々と成功させており、
今や「日本が生み出した最も傑出したアーティスト」といっても過言ではないでしょう。
今回の展覧会では、2009年から草間が精力的に取り組んでいる大型の絵画シリーズ
「わが永遠の魂」を中心に据え、一挙約130点を日本初公開。
さらに、初期から現在に至る創作活動の全貌を総合的に紹介します。
草間芸術の魅力を余すところなく伝える集大成となる展覧会に、どうぞご期待ください。
「日経おとなのOFF」1月号