生き物たちもひっそりと息を潜める2月。奈良・桜井の山の上にある音羽山観音寺も、寒さのピークを迎える。でも、住職たち3人の住人にとっては、この“寒さ”こそとびきりの恵み。正月の餅を彩り美しくつきなおす“猫餅”、気温が低いからこそ仕込める“寒こうじ”、まきストーブで焼く“特製ピザ”。やがてふきのとうが顔を出すと、節分。「福は内」のかけ声と共ににぎやかに豆まき。美味しいもの満載、笑顔あふれる冬ごもり。
「如月(きさらぎ) 冬ごもりの楽しみ」
やまと尼寺 精進日記
2017年2月26日(日)[Eテレ]後6:00