「職業はいろいろやりました。ただ幻覚がありますから、現実世界と自分が思い込んでいる世界と区別をつけるのが非常にむつかしい時期がありました」
「仕事中に同僚をたたいてしまったり。統合失調症と思うのですが、結局訳が分からなくなったというか。恐怖の世界ですよね。自分でもわからない」
障害者共同作業所で創作活動に取り組む画家藤本隆美さん。
「自分がどこにいるか分かんないっていう。次から次へといろいろな事が出てきますね。イメージが。ものすごい人に住まわれとるような感じしますけどね。すごい人にね。僕はただ…ゼロでね。ただ器という感じもしますけどね」
「たまってきたらもう吐き出すっていうかもうマスターベーションじゃないかなみたいな。心理の精神の。自分を見すぎていくとどうなるかっていうような世界ですよね。自分をどんどんどんどん見ていくっていうか自分自身をね」