現代美術の国際展「ヨコハマトリエンナーレ2017」の出展作家が発表されました。
今回発表されたのは26組、1プロジェクトで、最終的には40組程度が出展予定だそうです。
注目の作家は
横浜美術館の正面入口に、ギリシャにたどり着いた難民たちが着用していたライフジャケットを使った大型作品を展示予定。
ジェニー・ホルツァー(アメリカ)
さまざまな場所で、主にテキストをビジュアルに表現する手法を用いて、社会への警鐘を鳴らす作品を制作している作家。
ドン・ユアン(中国)
ビデオメッセージによる「おばあちゃんの家」。「祖母の古い家が区画整理で取り壊されると聞き、取り壊し期限が迫ってきたため、このような手段で記録を残そうと思いました」とコメント。
小沢剛(日本)
歴史上の気になる人物の人生をベースに、ストーリー仕立てで紹介する作品“帰ってきたシリーズ”第4弾を出展すると発表。「横浜で生まれ、インドのコルカタ(=カルカッタ)にゆかりのある人物にスポットを当てました。彼の足跡をたどり、大胆な再解釈で展開します」と、新作への意気込みを語っています。
宇治野宗輝(日本)
『ヨコトリ』第1弾作家発表 アイ・ウェイウェイ、O・エリアソンら20組超 - アート・デザインニュース : CINRA.NET
ヨコハマトリエンナーレ2017 島と星座とガラパゴス
会期:2017年8月4日(金)~11月5日(日)
会場:横浜美術館(横浜市西区みなとみらい3-4-1、横浜赤レンガ倉庫1号館(横浜市中区新港1-1-1)、横浜市開港記念会館地下(横浜市中区本町1-6)
*1:中国の現代美術がまだ始まったばかりの1980年代から美術家として活躍し、中国の美術および美術評論を先導して世界各地で活動してきた