「シャガール 三次元の世界」
画家、版画家として著名なマルク・シャガールですが、晩年に多くの彫刻を制作していたことはあまり知られていません。シャガールが彫刻制作を始めたのは1951年、すでに63歳になっていました。この時点で、ブランクーシやジャコメッティといった彫刻家たちによって、またピカソやマティスなどの創意に富んだ彫刻作品によって、20世紀彫刻の造形言語は大きく書き換えられていました。しかしシャガールは、さまざまな新しい試みを知らないかのように、全く独自の、他のどんな20世紀彫刻とも似ていない作品を創り出します。
会場:東京ステーションギャラリー(東京)
会期:2017年9月16日~12月3日
【巡回】12/14-2018/2/18 名古屋市美術館(愛知)
2018/3/10-5/6 青森県立美術館(青森)