かこさとしのひみつ展-だるまちゃんとさがしにいこう-
『だるまちゃんとてんぐちゃん』や『からすのパンやさん』など、皆さんが一度は目にしたことがある絵本の作家かこさとしは、50年以上にわたりおはなしの絵本やかがくの絵本などたくさんの作品を発表し続けました。 物語をつくるようになったのは、1950年代の川崎市でのセツルメントと呼ばれる活動がはじまりです。子どもたちに作文や絵の描き方を教えるほか、自分でも紙芝居や幻灯をつくって、子どもたちに読み聞かせていました。このときの体験が、のちの絵本づくりに大きく活かされています。
本展では、かこさとしが生み出した作品を一堂に集め、そのひみつに迫ります。「だるまちゃん」シリーズや『からすのパンやさん』の一場面をはじめ、『どろぼうがっこう』、また、『かわ』や『たべもののたび』など科学絵本の全ての場面を展示するほか、ひみつのキーワードとなる「見る」「知る」「学ぶ」、そして「食べる」場面を中心に展示します。
会場:川崎市市民ミュージアム
会期:2018年07月07日-2018年09月09日