井上涼展
夏休み! オバケびじゅチュ館
古今東西の美術作品がユニークなキャラクターとなって登場するTV番組「びじゅチューン!」。
その世界が美術館にやってきました。
おもわず踊りだす子どもたち。
今回の展覧会に合わせて制作された最新作です。
物語が部屋いっぱいの大画面に繰り広げられます。
忍者の二人が入った美術館。
実はおばけの美術館だったのです。
「いろいろな登場人物がどこかにクセを持っていて、例えば忍者も怠け者だったりするんですけど」
「そういうものが可愛らしく動いたり映ったりすることで、人間ってダメなところもあるけどいいよねっていうようなことで、見たあとで自分のダメなところも、まああってもいいかもなと感じてくれたらいいなと思います」
井上涼は,ポップな画風とユニークなアニメーション,そして一度耳にすれば忘れられない音楽など,様々な表現活動により独自の世界を展開するアーティストです。井上は「みんなが見て楽しいものをつくる」を主軸に,幼児から大人まで幅広い年齢層の人々を魅了する作品を多く生み出しています。映像・作詞・作曲・歌の全てを井上の独特なセンスによってつくられたアニメーションやメロディは絶妙にマッチし,見る者に不思議な楽しさを感じさせます。そんな井上涼の世界が,ついに霧島アートの森で展開することになりました。本展のために制作した新作を含め映像,平面,立体,インスタレーションなど約30点を展観いたします。
会場:鹿児島県霧島アートの森
会期:2018年7月6日~9月2日