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アートシーン・幕末狩野派展

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幕末狩野派

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400年にわたって受け継がれた狩野派。幕末に活躍した絵師たちの展覧会です。源氏物語の一場面。雅やかな船遊びの姿です。池の深みを感じさせる陰影のある表現。伝統的な大和絵を発展させた幕末狩野派ならではの世界です。

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狩野永岳の作品。集が富士山に向かって駆け上がっています。

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幕末に大老となった井伊直弼の御前で描かれたと伝わる傑作です。

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この展覧会は静岡県立美術館で来月28日まで。

幕末狩野派展|展覧会一覧|展覧会|静岡県立美術館|日本平のふもと、緑に囲まれた美術館

2018年は、明治維新によって日本が新しい時代を迎えた1868年から150年という節目の年に当たります。本展では、明治150年を記念して、明治維新を境に日本絵画史が大きく転換する時代の状況に注目し、幕末に活躍した狩野派の絵師たちをご紹介します。 室町時代から続く長い狩野派の歴史のなかで培われた技術や知識を駆使し、時代にあわせて新しい表現をとり入れた幕末狩野派の絵師たちの作品は、気品と清新な魅力にあふれています。近年、江戸時代に活躍した狩野派の研究が進み、幕末狩野派の個性的な画風などが注目され、その評価は高まりつつあります。 本展では、こうした動向を踏まえ、江戸、京都を中心とする19世紀の東西画壇で活躍した狩野派とその系統の絵師に焦点を当てます。江戸で幕末狩野派のスタイルを完成させた狩野栄信・養信親子の画風と、幕末の京都で活躍した狩野永岳・冷泉為恭といった独創的な絵師の画風を比較し、そのうえで、江戸狩野派の流れをくむ、近年人気の狩野一信らの個性に注目することで、幕末狩野派の旺盛な活動の実態に迫ります。さらには、近代日本画の開拓者・狩野芳崖、橋本雅邦へと続く展開を、幕末狩野派の作品から捉えることも試みます。 日本絵画史上まれにみる活躍を見せ、400年にわたり画埴の中心にいた狩野派の絵師たちは、 幕末という動乱期に、何を、どのように描いたのか。 典雅で美しく、豊艶な幕末狩野派の世界をご堪能ください。

会場:静岡県立美術館

会期:2018年9月11日~10月28日