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響くアートの愛好家

アートシーン・日下八光 日本画展

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日下八光 日本画

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美しき里山の秋。様々な色が重なり柔らかなハーモニーを織りなしています。

日本画家であり東京芸術大学教授としても活躍した日下八光。

初の回顧展です。

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夕焼けの原野で5頭の野犬が骨を奪い合っています。

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描かれたのは日中戦争の最中。

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諍いから逃れるように飛び立つ一羽の鳥は画家自身の姿でしょうか。

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終戦の翌年に描かれた1枚。

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柔らかな春の訪れが新たな時代への希望を感じさせます。

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福岡県の古墳に残る壁画を模写したもの。

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鮮やかな色彩に魅了された日下は晩年装飾古墳の壁画の模写に心血を注ぎました。

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徳島市徳島県立近代美術館で11月4日まで。

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日本画家・日下八光の初めての回顧展です。日下は、現在の徳島県阿南市に生まれ、東京美術学校(現・東京藝術大学日本画科に学びました。美しい風景画を描き、戦前戦後の日本画壇で活躍した他、母校の教授として後進を指導。模写の分野でも大きな業績を残しています。
本展は、3つの部分から構成します。一つは代表的な日本画作品です。戦前の帝展(帝国美術院美術展覧会)や戦後の日展日本美術展覧会)など、当時における一級の舞台で発表した大作が見どころとなります。
二つめは、大正期から戦後にかけて描かれた緻密で美しいスケッチ群です。日本と韓国や中国の風景、静物や花などが表されていますが、そのうち、昭和初期に朝鮮各地で描いた作品は、失われた風景や風俗の記録として韓国の研究者からも注目されています。
三つめは、模写作品です。中国の西端、現在の新疆ウイグル自治区で見出された絵画を模写した初期作品、後半生を捧げた装飾古墳の模写の名品などをご覧いただきます。
96歳まで意欲的に活躍した日下は、長い画業のなかで多彩で魅力的な業績を残しました。その全貌をぜひご覧ください。

http://www.art.tokushima-ec.ed.jp/kusakahakko/

 

会場:徳島県立近代美術館

会期:2018年9月15日~11月4日