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山田壽雄が描く園芸植物

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「山田壽雄が描く園芸植物」

植物学者の牧野富太郎が手がけた「牧野日本植物図鑑」

絵を担当した画家の一人。山田壽雄(1882-1941)*1を紹介する展覧会です。

 

記念館では、2010年のリニューアルオープン以来、山田について調査を進めてきました。その結果、牧野の郷里にある高知県立牧野植物園が所蔵する植物図の他に、東京国立博物館などに彩色図が現存することが分かりました。 

 

細やかな筆遣いで葉脈や花粉まで描いた「スカシユリの一品種」や、カエデやハナショウブなどの植物が約50点。丁寧な菜食で、植物の微妙な色彩の変化が表現されています。


本展では、園芸家石井勇義(1892-1953)の依頼により、日本の園芸植物を描いた作品を初公開します。初公開の作品は、石井のご遺族が大切に保管されてきたものです。併せて、2014年に記念館で展示し好評を博した、国立国会図書館蔵『日本産ツバキの図』『(『石井勇義ツバキ・サザンカ図譜』の原画)の一部を期間限定で展示いたします。

 

牧野記念庭園情報サイト

 

会場:練馬区立牧野記念庭園記念館

会期:2018年10月20日(土)~2018年12月24日(月)

*1:『牧野日本植物図鑑』(1940年)の図を担当した一人で、山田の図は植物学者牧野富太郎(1862-1957)の信頼を最も得ていたと言われています。また、明治大正時代につくられた、『大日本植物志』(牧野富太郎著)や『大日本樹木誌』(中井猛之進著)などの図の制作に携わりました。山田は、植物学者の指導のもと植物図を描くことに専念し、個人として表舞台に立つことはありませんでした。