美術への挑戦 1960's-80's
秘蔵されていたアート・ブック
1960年代から80年代まで、本を媒介とした芸術作品が盛んに発表されました。
世界中で巻き起こったアートブックの活動に注目した展覧会です。
1950年代からいち早くアートブックを発表し始めたディーター・ロート。
コンクリート・ポエトリーと呼ばれる詩です。
並んだ文字を目で楽しみます。互いに対称の形をしたBDPQ。まるで文字を使った遊びのようです。
1960年代にエドワード・ルシェが発表したアートブックです。
青が印象的なプールの写真。めくると白いページが現れます。
ページをめくるテンポまで考えられた本なのです。
最後は割れたグラスのページが。
ミステリーのような作品です。
1970年代ディーター・ロートはさらにアートブックを発展させました。
分厚い本の表紙に小さな本を入れ込んだ作品。
本は新聞紙でできています。
こちらの方は電球をつぶして閉じ込めています。
アートブックは表現の場として成長していきました。
「どちらの方が大好きというところから出発しているんですけれども、そこからまた二人違う方向にバラエティに富んだ方向に行ってるということでとても注目すべき事だと思う」
この展覧会は埼玉県の浦和美術館で2019年1月14日まで開かれています。
会場:うらわ美術館
会期:2018年11月17日~2019年1月14日
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