奈良原一高《人間の土地》とグループ『実在者』
地下880メートルの炭鉱からたった今地上に出たばかりの男。
撮影したのは写真家、奈良原一高。
今からおよそ60年前無名の大学院生によるデビュー作は戦後の写真界で大きな反響を呼びました。
デビュー作人間の土地シリーズとその時代を紹介します。
戦争の爪痕の残る廃墟を撮影したシリーズ無国籍地。
戦時下に育った奈良原が生きていく手がかりを求めてカメラを向けたの廃墟でした。
同時期に交流を深めた前衛芸術グループ実在者の作品も紹介します。
会場:島根県立美術館
会期:2018年11月14日~2019年2月11日
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