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響くアートの愛好家

アートシーン・ブルーノ・ムナーリ ー役に立たない機械をつくった男

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ブルーノ・ムナーリ
ー役に立たない機械をつくった男

 映写機で壁に写した画像。

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フィルターを挟むと鮮やかな色が現れます。

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動かせば色は様々に変化。遊び心いっぱいのアートです。

20世紀イタリアを代表するアーティスト、ブルーノ・ムナーリの大規模な回顧展が開かれています。

ムナーリの制作活動は一貫して新しい美術を創造することにありました。

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初期の絵画では人物や背景を面として捉え再構成する抽象的な表現に挑みます。

絵画に動きを取り入れたい。そして考えついたのがこちら。

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なんと絵画を平面から飛び出させて立体物にしてしまいます。

しかしこの大胆な発想は当時あまり理解されませんでした。

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ムナーリはこれを機に柔軟な発想でさらに自由な表現を追求していきます。

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1950年代にイタリアで人気のあった家庭用のスライド映写機。

これにいち早く目を止めたのがムナーリ。

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糸や色つきのセロファンなどをスライドに挟んで映写する斬新な表現を生み出します。

機械だけでなく身近な材料も表現に取り入れました。

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一枚の金網を折り曲げて数箇所止めただけの作品・吊るして照明をあてることで壁に影が写ります。

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わずかな動きとともに影の形が変化し、いろんな表情を見せます。

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ムナーリの手にかかれば金網もアートに変身。

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「ムナーリの作品を見たときにあまりにも作り方が簡単なので、これだったら自分でもできるかもとかいう風に考えるんじゃないかと思うんですね。それはまさにムナーリが望んだことで、多くの人が芸術を見るばかりではなくて作品を作り出す側になることを願ってたんだと思います。

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なのでムナーリの作品見て、自分だったらこうしようとかあの素材を使ってみようとか、こういう形にしたらどうなるんだろうとかいう風なことを考えてみてもらえるといいと思います」。

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東京の世田谷美術館で今月27日まで。

 

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会場:世田谷美術館

会期:2018年11月17日~1月27日

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