没後200年記念
増山雪斎展
伊勢の国長島藩の藩主で文人画家・増山雪斎の展覧会です。
雪斎は中国清人の画家沈南蘋の影響を受け、花鳥画がから山水画まで幅広い作品を残しました。
とりわけ植物や昆虫の描写には定評があり、江戸後期の博物学の広がりを感じさせます。
庭の松の木にとまるミミズク。
明かりを持って来させたがミミズクまで光が届かないと書かれています。
光が当たっている手前の花は色絵の具で、
闇に沈む松は墨で描き分け、一瞬の情景を表しています。
憧れの国中国の雄大な自然を描いた山水図。
窓から顔を出す人物に画家自身の思いが重なります。
三重県立美術館で来月16日まで。
会場:三重県立美術館
会期:2019年4月20日~6月16日
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