今から120年前。ウィーンで人間のエロスを描き出した画家がいました。グスタフ・クリムトです。一方で老いや死のモチーフにも臨んでいたのがエゴン・シーレです。二人の画家の目に映った世紀末のウイーンを見つめます。
クリムトに影響を受けたシーレも含めウィーンの芸術の光と影を描く。
19世紀半ばからの都市改造で町並みが生まれ変わったウィーン。
その公共建築物の絵画の仕事を請け負ったのがグスタフ・クリムト。
当初は伝統的な絵画を描いていたが、飽き足らずウィーン分離派を結成。
人間のエロスを奔放に描き、批判も受けた。
更に建築、工芸などあらゆるジャンルを融合させる総合芸術を目指した。
エゴン・シーレは、若くして父親を亡くし、死の恐怖を感じながら自我を見つめるように自画像を描き続けた。
【ゲスト】神奈川県立近代美術館館長…水沢勉,藤原紀香,【司会】小野正嗣,柴田祐規子
日曜美術館「エロスと死の香り~近代ウィーンの芸術 光と影~」
放送日
2019年1月16日
取材先など
https://www.museum.or.jp/modules/topics/index.php?action=view&id=1182
私は苦手。
— 三味線 (@f10523) 2019年6月4日
日曜美術館「エロスと死の香り~近代ウィーンの芸術 光と影~」 - NHK https://t.co/ybUJ10ZZSL
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