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「内田あぐり――化身、あるいは残丘」【アートシーン】

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内田あぐり――化身、あるいは残丘

これは浮遊する人体。

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しかし頭はありません。

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精神的な人間像を追求する内田あぐりさんが行き着いた究極の表現です。

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人体は時に激しく削られ、時に縫合され、異様なエネルギーを発しています。

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人間を探求し続ける日本画家、内田あぐりさんの作品展です。

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内田さんは武蔵野美術大学在学中に美術展に入選。その画才が注目を集めました。

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初期に描いたのは女性像。不思議な雰囲気を漂わせる女性群図。虚飾に満ちた時代を表す華やかな着物。

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しかしそれを着る女性達は陰のある表情をしています。胡粉の上に墨をたらしこむことによって精神的な陰影をあぶり出そうとした意欲作です。

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内田さんは生身の人間と対峙する瞬間としてドローイングを大切にしてきました。

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今回は1970年代から現代までのドローイングおよそ100点も展示されています。

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内田さんの日本画は90年代以降内面を追い求めた独自の表現へと変わっていきます。

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今年7メートルにも及ぶ大作を完成させました。40年にわたり人体を描いてきた内田さん。

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今回アトリエのそばを流れる川面をモチーフに加えました。人体そして変化する水の姿。不思議な一体感を持つ作品に仕上がりました。

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内田あぐり

「川が一番自分の日常の中で身近なモチーフと言うか、だったから。やっぱり人体が川の中に浮遊して流れていくあるいは生きていく形みたい。そんなイメージですね」

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武蔵野美術大学美術館で6月16日まで開かれています。 

 

会場:武蔵野美術大学美術館

会期:2019年5月20日~6月16日

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