昭島・昭和の森
武藤順九彫刻園 開園
様々な命が息づく自然界。その生命力あふれる姿と共存する作品の数々。
彫刻家画家として活躍する武藤順九さんによるサークルウィンドウのシリーズです。
東京昭島市にある昭和の森を舞台に、今月オープンした彫刻園で公開されています。
森の小道を巡ると現れる彫刻。武藤さんが世界各地に設置した作品の1/2モデルなど9点が常設展示されています。
作者の武藤順九さんです。
25歳の頃、彫刻の本場イタリアで大理石に魅了され、以来現地で彫り続けています。
武藤さんの作品は様々な宗教的聖地に永久設置されています。
バチカンでは抽象の彫刻として初めて設置されました。
インドではブッダが悟りを開いたという菩提寺を祀る寺院に作品が置かれています。
さらにはネイティブアメリカンの聖地・デビルスタワー公園にも据えられているのです。彫刻園の1/2モデルはそれぞれの聖地の精神を伝えます。
バチカンにある作品がもとになっている彫刻。イタリアの大理石ならではの縞模様が鮮やかに浮かび上がります。
仏教で悟りを表すと言う円。
仏教の聖地に置かれた作品を紹介しています。
そしてネイティブアメリカンの聖地に置かれた作品。見る角度によって表情を変え、荒ぶる自然を内包しているかのようです。武藤さんが自作を森の妖精と位置付け自然と共に楽しんでほしいと言います。
「彫刻が主体でもあるし森が主体でもある。つまり何て言うのかなアートっていうのは文化の一つの雫だと思ってるのね。純粋のしずくでありたい芸術は。その美しい雫を自然の中で堪能してほしいなっていう。日常の生活の中にもこんな素敵な場所があるんだという。そこにアートが一緒に参加してるんだよって言う。僕はそれでいいと思う」
天候や季節で刻々と変化する自然。大理石彫刻の表情も移り行きます。
会場:昭島・昭和の森 武藤順九彫刻園
会期:2019年6月9日~
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