第58回ヴェネチア・ビエンナーレ国際美術展
水の都ベネチア。2年に一度の国際美術展ヴェネチアヴィエンナーレが開催中です。
今回のテーマは「数奇な時代を生き抜けますように」。
世界中のアーティストから厳選された83人が作品を発表しました。
日本から選ばれたのは3人の参加です。
今の時代を生き抜くための芸術のあり方を模索しています。
90以上のナショナルパビリオンでは国ごとに作品が展示されています。
特別表彰を受けたベルギー館。
分かり合えない人間関係を機械仕掛けの人形で風刺しています。
日本からの展示は四人の作家がコラボレーションした作品です。
タイトルは宇宙のタマゴ。服部浩之さんの企画が選ばれました。
「東日本大震災から8年7年とか8年か経ってるわけですよね。震災後どうやって生きていくこと んだろうかっていうことが一番根本となる背景のテーマにあったんですね」
津波で運ばれた大きな岩も4面のスクリーンで上映。会場内には自動演奏するリコーダーの音楽が流れています。
「バラバラな方向を向いている者たちが共存する関係を見出せるんじゃないのかなということ。それがあの大きな背景にあります」
ベネチアビエンナーレは11月24日まで。日本間の宇宙の卵は来年東京でも展示される予定です。
会場:ヴェネチア・イタリア
会期:2019年5月11日~11月24日
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