山口啓介 後ろむきに前に歩く
銅版画から立体まで、マルチで活躍する美術家山口啓介の展覧会。広島に原爆を落としたアメリカの軍用機の名前をタイトルに取り入れた銅板画。
画面に浮かぶのは原子力発電所の冷却塔を積んだ船。渦に巻き込まれるような作品全体が、核の脅威を思い起こさせ見るものに不安感をもたらします。
山口の関心は植物や生命の根源にも向けられます。花を生殖器として捉え、蘭の艶めかしさを強調しています。
いくつものカセットケースに閉じ込められた植物。遺伝子を運ぶノアの箱舟のイメージだと言います。
広島市現代美術館で9月4日まで。
会場:広島市現代美術館
会期:2019年6月8日~9月4日
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