描かれた滝
巡礼地熊野のシンボル那智の滝を様々に描いた展覧会。
落差133メートルを誇る那智の滝は古くから崇められてきました。
江戸中期の文人画家桑山玉州は中国絵画を手本にしています。
文人画家にとって滝は神聖な場所の象徴です。
日本画家稗田一穂が描いたのは現実には見ることのできない俯瞰の構図。
熊野に生まれた画家が還暦を過ぎてから向き合った浄土の世界です。
会場:田辺市立美術館/田辺市立美術館分館 熊野古道なかへち美術館
会期:2019年7月6日~9月23日
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