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響くアートの愛好家

「加藤泉 LIKE A ROLLING SNOWBALL」【アートシーン】

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加藤泉
LIKE A ROLLING SNOWBALL

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木の割れ目からちょこんと何かが顔を覗かせています。木の精霊でしょうか。

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こんなところにも一休みしているようです。

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こちらはなんと全長6メートル。

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美術家・加藤泉は1990年代半ばから不可思議な人のような形の作品を作り続けています。絵画や彫刻など最新作およそ70点を集めた展覧会が開かれています。

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物静かに座る三体の木彫。

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鮮やかな色とインパクトのある形。

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人間の根源にあるエネルギーが表出したかのような力強さが加藤の作品の特徴です。

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手の先には鎖につながれた石。石には顔を描いた版画が貼り付けられています。

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版画の顔は石の形によってその都度表情を変えるのです。加藤は多様な素材を使って新たな表現を模索しています。

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「常にチャレンジするのがすごく大事で、何か決めてそこに向かってじゃなくて、これ使ったらこうなるんじゃないかとか、面白いんじゃないかとか、

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ぎりぎり人間の形が入っているとか、こうしなきゃいけないとかじゃなくて、決めずに常に実験している感じではあります」

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加藤は近年、子供の玩具などに使われるソフトビニールを取り入れています。

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ソフトビニールのパーツをつなぎ合わせて作られた作品。透明な質感や詩人公的なつなぎ目。ソフトビニールならではの自由な表現です。

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二枚のキャンバスをつないで一つの画面として描いた作品。ソフトビニールの作品を制作しているときに生まれるつなぎ目から着想を得ました。

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一枚の絵として捉えながら2枚に分けても成立するように描く。

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その両立が難しいと言います。絵画や人間へのあくなき探求心。

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そうした彼等の様々な思いが人のような形には集約されているのです。

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「いい絵を描くためにはただ絵を描いて楽しむだけだと誰でもできるのですが、いい絵描くには考えないと絶対だめで、考えるのと技術と、もちろん体力も意外といるし、いろんなものがその心技体みたいなのが必ず必要になるから。その中で考えるって事を疎かにはもう全然できなくてということです」

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東京品川区の原美術館で1月13日まで。

 

会場:原美術館

会期:2019年8月10日~2020年1月13日

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