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「カミーユ・アンロ 蛇を踏む」【アートシーン】

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カミーユ・アンロ 蛇を踏む

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世界の創世神話とともに画像や映像が次々と現れては消えてゆく。

2013年。

ヴェネチアビエンナーレで銀獅子賞を受賞した映像作品。

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作者はカミーユ・アンロです。

日本では主に映像作品が紹介されてきたアンロの異なる側面を知る展覧会。

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カミーユ・アンロはフランス出身ニューヨークを拠点に活躍する今注目の現代アーティストです。

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アンロが2011年から手がけているのが世界の本を生花で表したシリーズ。

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パネルにはそれぞれの本からアンロが抜粋した一節が記されています。

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川上弘美の蛇を踏むから発想した作品。

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「踏まれたらおしまいですねとそのうちに蛇がいい、それからどろりと溶けて形を失った」

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フランス革命史から着想したのはフランス国旗の3色の花です。

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王家を表す白。

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市民を表す赤。

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貴族を象徴する青。

アネモネは枯れ果てています。

インスピレーションだけではなく歴史や科学など様々な知識を取り込むのがアンロの表現です。

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カミーユ・アンロは知識としてのリスペクトとそれから好奇心。知りたいという欲求非常に強いんですけれども、知識だけでは表現しきれないものもあるというのも同時にわかっている。

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この花を使った作品というのは、まさに本を題材にしながらも、生け花という花を使った作品にすることによって、お花から得る感覚的な部分。それから本と言う人の知識の集積であるという、知識と感覚というものを両方を一つの作品で表せるというところに非常にテーマを置いているのではないかと思います」

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こちらの空間は哲学者の原理や宇宙の生成、人間の成長といった異なる視点を重ね、世界のあり方を表現したインスタレーション

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最初の壁は始まり。赤ん坊が大きく目を見開いています。

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二つ目の壁は広がり。ものや映像が重なり合っています。

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世界規模の出来事からささやかな個人の日常まで、大きな流れを意識させます。

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新宿の東京オペラシティアートギャラリーで今月15日まで。

 

会場:東京オペラシティアートギャラリー

会期:2019年10月16日~12月15日

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