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響くアートの愛好家

「アジアのイメージ 日本美術の『東洋憧憬』」【アートシーン】

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アジアのイメージ
日本美術の『東洋憧憬』

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金工作家・香取秀真が作った香炉。

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中国古代の青銅器の文様を投影しました。

大正から戦後にかけて日本の美術家の中には東洋美術に大きな影響を受けた人達がいました。

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代紋を複雑に施したた瓶。

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古代中国で使われていたものです。

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香取は代紋の力強さをそのまま作品に取り込みます。

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一方同時期に活躍した高村豊周は御殿の雰囲気を残しつつ西洋のアールデコ思わせる幾何学紋に落とし込みました。

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中国の古美術をそれぞれの視点で見つめ直し、新たな創作につなげたのです。

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白と黒のみで描かれた花の絵柄。白地黒花という中国の陶磁器に見られる技法です。

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陶芸家の石黒宗麿はこの表現に魅了されました。

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白く塗った下地に黒を重ね引っ掻き描き出された紫陽花の花。

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子供が無心に描いたように見せることで現代的な絵柄に昇華させました。

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静物画にも西洋の影響を見ることができます。色とりどりのバラが生けられるのは白地黒花の陶磁器。画家安井曾太郎は西洋の模倣ではなく日本人にしか描けない絵を追い求めました。

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中国の寺院を訪れた画家、杉山寧。壁に彫られた石仏を素描しました。

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優しく微笑みかける表情が奈良飛鳥の仏像を思わせます。

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「素描ですからそんなに時間をかけて書き込んではないんですけども、杉山が出会った時の感動が伝わってきた。自由に自分を書きたいもの何かなと考えた時にそこにアジアがあったんだって気づいたんだと思う。アジアといういうものをもう一度きっちりととらえ直してもいいと思いました。」

東京都庭園美術館で1月13日まで。

 

会場:東京都庭園美術館

会期:2019年10月12日~2020年1月13日

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