世の中の同調圧力が高まりつづける日本社会の中で、自分の目で見て考える姿勢が求められています。
美術やアートにもっとオープンに接する場として展覧会が試された年でした。
異質なものに触れて驚く体験こそが芸術やアートの持つ意味です。その異質なものに拒否反応を示すような動きすらありました。
新しい年こそ、自分が見たいものを見て自由に考える生き方をしたいものですね。
ウェブ版美術手帖が、毎年恒例の展覧会入場者数トップ10を発表しました。
2019年入場者数1位となったのは「フェルメール展」の68万人でした。
1.フェルメール展(上野の森美術館) 68万3.485人
2.ムンク展 66万9,846人
3.塩田千春展 66万6,271人
4.クリムト展 57万7,828人
5.松方コレクション展 47万2,130人
6.フェルメール展(大阪市立美術館) 54万1,651人
7.国宝 東寺 空海と仏像曼荼羅 46万3,991人
8.六本木クロッシング2019展 つないでみる 38万4,814人
9.カタストロフと美術のちから展 36万3,993人
10.正倉院の世界 皇室が守り伝えた美 36万2,076人