シリーズ「動物を見つめた画家たち」第一弾、猫。
なんともいえない仕草、表情――その愛らしさに惹きつけられるのか、多くの日本の画家が猫の絵を残しています。
今回は、時代時代に描かれてきた、絵の中の猫たちが100匹登場!
さらに女優・酒井美紀さんが長谷川?二郎『猫』に秘められた、猫と画家との切ない物語に迫ります。
その猫は、近づくと寝息が聞こえてきそうです。
ところがこの絵は完成していないのです。
一体どういうことなのか?
16年前に発見された長谷川の未発表原稿で明らかとなった、絵に秘められた猫と画家との交流の物語とは?
熊谷守一『白猫』は、まどろみの中で実に気持ちよさそうに寝そべっています。
単純な色遣いと素朴な輪郭線で表された幸福感がとても心地いい。
江戸時代、無類の猫好きで知られる歌川国芳が描いた『猫のすゞみ』は、着物姿をした猫3匹による粋な夕涼みの一場面です。
さらに小林清親の『猫と提灯』は超絶技巧の極み!
そんな数々の画家と猫の物語をお届けします。
新美の巨人たち 日本美術史を彩った猫100匹
放送:2020年2月8日
プロローグ
抜け目がないけど邪心がない。わがままだけど偉ぶらない。
厄介だけどすぐ寝ちゃう。あー猫は自由だなぁ。
シリーズ・動物を見つめた画家たち。第一弾は猫。
猫という字をよく見れば。「描く」に似ています。
だからでしょうか日本の画家たちは数多くの猫を描いているのです。
あやしいまなざしを。ちょっと怖い。
眠っているこの猫には名前がありました。
「ある日アトリエで眠っているタローを見ていると急に絵に書きたくなった。小机の上に座布団をのせえんじ色の布を敷いてその上に眠っているだろうを抱いてきて乗せた」
タローが寝ています。寝息が聞こえてくるようです。
「触ったらでも起きちゃうかなどうだろうかいつものせいじゃないから起きちゃう」
でもこの絵は完成していないのです一体どうして。
本日は酒井美紀さんが日本一幸福な猫。タローの物語に迫ります。
さらに日本美術史を色取った猫たちの姿を何と100匹お見せします。
カウントダウンしながら楽しんでください。
太郎と画家の物語。感動のラストシーンとは。「分かった。ひげ」
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