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響くアートの愛好家

日曜美術館「琉球の風を纏(まと)う 喜如嘉の芭蕉布」

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涼やかな風纏う布・芭蕉布。より薄く、より軽く、沖縄県喜如嘉の女たちは、蒸し暑い琉球の風土の中で“トンボの羽”ような布を求めてきた。

500年の伝統の秘密を追う。

涼やかな風纏(まと)う布・芭蕉布沖縄県喜如嘉の女たちが守ってきた布作りの技は、蒸し暑い琉球の風土の中で生まれてきた。

3年かけて糸芭蕉を育て、繊維を取り出し、一本の糸22000回繋ぐことで一枚の布が出来上がる。

より薄く、より軽く、喜如嘉の女たちは、まるで“トンボの羽”ような布を追い求めてきた。

沖縄戦で途絶えた技を、戦争で夫を亡くした女たちが復活させた悲劇の歴史。

500年を越える伝統の技の秘密を追う

【司会】小野正嗣,柴田祐規子

 

日経おとなのOFF 2020年 絶対に見逃せない美術展(日経トレンディ2020年1月号増刊)
 

 

芸術新潮 2019年 12 月号 特別付録:芸新手帳2020

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  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/11/25
  • メディア: 雑誌
 

日曜美術館琉球の風を纏(まと)う 喜如嘉の芭蕉布

放送日

2020年3月1日

プロローグ

沖縄県大宜味村喜如嘉。涼やかに風まとう布芭蕉布

500年を超える伝統の技は熱く湿った沖縄の風土から生まれました。

原料は南国に育つバナナの一種糸芭蕉

一枚の着物を作るのにおよそ200本の糸芭蕉が必要です。

それは喜如嘉の女たちが受け継いできた布。

手作業で繊維を次々と結び一本の糸を作ります。

この作業を2万2000回繰り返してやっと着物一枚文の糸が出来上がります。

トンボの羽のように、より薄く。より軽く。

女たちの技と思いが織り込まれています。

冬でも汗ばむような南国の気候の中で芭蕉布が風を通し、軽やかに肌を撫でます。

芭蕉布

小野さんの芭蕉布との出会いは喜如嘉の芭蕉布織物工房から始まりました。

平さんがまず見せてくれたのは工房で作られている芭蕉布の反物。

幾何学模様みたいですけど。はた結びの跡なんですよ」

光に透かすと見える小さな点。糸の結び目です。

芭蕉布は細く短い糸一本一本繋いでできるものなのです。

こちらは上質な細い糸で織られた着物。

「見ていただくと 糸が細い」

より薄くより軽く。女たちが目指すのは透明なトンボの羽のような世界です。

極細の糸で織られた芭蕉布ほど、はた結びの結び目は小さく見えにくくなります。

昭和の初めに極上の芭蕉布で作られた喜如嘉の着物。

この地方の裕福な人の普段着でした。目に見えぬほど小さな機結び。

指先にかすかに感じられるだけです。

「こんにちは」

前田正子さん87歳。芭蕉布の糸を繋ぐ名人です。

ウーミは芭蕉布の糸作りの中で最も時間と忍耐力を求められる工程です。

水に浸した糸芭蕉の繊維を裂いて糸を何本も作り、同じ太さ同士をつないでいきます。

 

取材先など

 

放送記録

av98ingram.wpblog.jp

 

書籍

 

芭蕉布物語

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  • 作者:柳 宗悦
  • 出版社/メーカー: 榕樹書林
  • 発売日: 2016/09/01
  • メディア: 単行本
 
清ら布―沖縄の風を織る光を染める

清ら布―沖縄の風を織る光を染める

 
平良敏子の芭蕉布

平良敏子の芭蕉布

 

 

 

芸術新潮 2020年 01月号 東京のミュージアム100

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  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 2019/12/25
  • メディア: 雑誌
 

 

展覧会

 

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