「日々を象(かたど)る」
芸術家たちの日常をめぐる作品の展覧会です。
黒田清輝が描いた逗子の風景。
明治31年フランス留学から帰国した黒田は半年間逗子に滞在し数点の習作を残しています。
様々な角度から描かれた風景からは日々絵画を学ぼうとする黒田の姿勢が伺えます。
日本画家・木下翔逅。
東西の宗教をテーマに多くの作品を残しています。
木下が残した唯一の家族の肖像。
生まれたばかりの我が子の可愛さに思わず筆を取ったのでしょうか。
洋画家・相笠昌義。
信号待ちをするサラリーマン。
都会で見かけるいつもの風景です。
しかしよく見れば信号も車もありません。
日常の中に感じる非日常。
相笠ならではの表現です。
抽象画家として知られる松本陽子。
身のまわりの木々や草花の緑を心象風景として描きました。
この展覧会は神奈川県立近代美術館鎌倉別館で7月5日まで。
会場:神奈川県立近代美術館 鎌倉別館
会期:2020年6月9日~7月5日
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