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「土方久功生誕120周年記念展 記・詩・塑・劇・彫・画・民・文・絵・人」【アートシーン】

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土方久功生誕120周年記念展 記・詩・塑・劇・彫・画・民・文・絵・人

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東京大田区

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住宅街の一角に町工場のような建物があります。

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実はこちら。廃業した工場を再利用したギャラリーです。

若い女の子だけど、角度によってはおばさんのよう」

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ギャラリーのオーナー水口恵子さんと、夫の活也さん。

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見ているのは愛してやまない土方久功の作品。

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二人が土方の作品と出会ったのは17年前。パラオ旅行がきっかけでした。

「リゾートホテルに止まったんですが、そこで客室とかロビーとか、色んな所に土方作品があったんです。当時土方の名前は全然知らなかったので、この絵いいねーとかって」

彫刻家であり民族学者。
土方久功の全貌を紹介する展覧会です。

土方は東京美術学校出身。

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これは卒業の年に作ったブロンズです。

目を閉じ自分の内なる声にじっと耳を傾けているかのよう。

主流だったアカデミックな彫刻とは趣を異にする表現です。

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土方は1929年。29歳の時日本の委任統治領だったパラオに渡ります。

南方の人々の生活や美術に強い関心があったのです。

日本人のいない小さな島に渡り島民と共に暮らしながら民俗調査。

その傍ら作品に取り組んだのです。

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島民をモデルにした木彫りのレリーフ

熱帯の赤い木を手斧で彫り上げています。

土方の作品に荒削りで力強い表現が加わりました。

やがて太平洋戦争が始まると土方は日本に戻ります。

以後創作から遠ざかりましたが終戦から4年後に再開しました。

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刻み付けたのは記憶の中の島の人々でした。

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地面に座り頬杖をつく島の男。

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頭に羽飾りをつけてちょっと気取った少年。

島民たちの姿は当時のまま土方の中に生き続けてきたのです。

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東京大田区のギャラリー南製作所で

7月25日まで

 

 

会場:ギャラリー南製作所

会期:2020年6月21日~7月25日

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