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響くアートの愛好家

「廣瀬智央 地球はレモンのように青い」【アートシーン】

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廣瀬智央 地球はレモンのように青い

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会場に漂うほのかな香り。

辿っていくと現れたのはレモン海。

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鮮やかな色のすっぱいレモンが五感を刺激します。

現代美術家、廣瀬智央の軌跡をたどる展覧会です。

イタリアを拠点に活躍している廣瀬。

この作品を作ったきっかけはソレント半島でレモン畑の香りに衝撃を受けたことです。

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「僕の場合はもの自体は割と本当に日常的なものですね。だからアートと日常がいかに結びついてるかってこともあるし、ちょっと視点を変えること見えてくることはいっぱいあるんだ」

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廣瀬がイタリアに留学したのは1991年。

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身近な素材を使って表現する前衛運動アルテ・ポーヴェラに共鳴します。

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豆。木の実。

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身の回りにあるものを素材に、見るものの感性に働きかける作品を作ろうとしてきました。

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「ゴミであるとか、小さなものとか、価値のないものと思われたものが、あるアーティストのアイデアとかコンセプトによって花開いて、金のように変わっていく。そこはすごく魅力でした。だから生活の中に実は隠されているみたいな」

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この作品の素材は広瀬の家族が使ったペットボトルの蓋9年分。
ここには家族が過ごした時間が刻まれています。

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会場に敷き詰められた赤い絨毯。

イランの遊牧民の手で織られました。

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作品の上に乗ってくつろいだり。

手触りを確かめたり。

物と人との間に生まれる化学反応のようなものを広瀬は作品に取り込みたいと考えています。

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最新作フォレストボール。

表面を覆うのは人工の植物。

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造花には自然の花とは異なる独特の力があると広瀬はいいます。

「最後にあそこでもう一度花を咲かせてみたいっていう感じです。自分の価値を見つけてそこを大切にしていくことがアートに限らず、これから生きていく上でとても大事なことなんじゃないかなと僕はいつも思ってるんですね」

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群馬県のアーツ前橋で7月26日まで。
 

 

会場:アーツ前橋

会期:2020年6月1日~7月26日

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